簡単で安上がりの自作した撮影ブースでフィギュアを撮影する方法。

2016/03/19

ダイソー

自作した撮影ブース


ブログに掲載する写真を撮る為に市販されている「撮影ブース一式購入」を考えていましたが、なかなのお値段だったので自作してみました!素人なりに考えた撮影方法なので、参考になるように頑張って紹介したいと思います。

フィギュアを撮影するには無いよりはあった方がいいものモノなので興味のある方は是非、作ってみて下さい!まずは材料の説明からいたします。

100均のダイソーで購入した「カラーボード」サイズ約450×840×厚さ5mmを2枚

ペットボトル1.5リットル×6本入りの「ダンボール」を1個 スーパーから頂いてきたのでタダ!「トレーシングペーパー」数枚 なぜ買ったのか覚えていない家にあった物



「背景紙A3+厚紙」自分で用意したグラデーション画像をコンビニで1枚50円でカラープリントした物。厚紙はコピー紙を補強する為に使用。「1cmの角材」これは無くても問題ありません。

ニトリで買ってきた「LED(14個使用)デスクライト LDS-7」サイズ幅37×奥行き12×37cmのフレキシブルタイプ

自作した撮影ブースの作り方

次に作り方の説明をします。
ダンボールの一番大きな面を切り開いてブースの骨組み代わりに使用し、カラーボード1〜4をテープ等で固定します。

背景紙はカラーボード2の面にステンレス製の定規を貼り付けて磁石を使い固定しています。取り外せる事によって種類や色の変更、グラデーションの写り具合を調整出来ようになります。

ディフューザーの効果について

トレーシングペーパーは角材で四角に作って貼り付けています。直接、カラーボードに付けても良いと思います。これは、ディフューザー(拡散装置)の役割をしています。



直接、ライトの光を当てない事と「被写体の足元にできる影」をおさえる効果があります。

カラーボード1又は3の横にデスクライトを設置して完成!(高さが足りないので台の上に乗せて調整)

余った素材でレフ板作り

次に、余った材料でレフ板(反射板)を作ります。上の画像ではかなり大きなモノになっていますが大小作ってた方が使い勝手が良いかもしれません。

カラーボードにアルミホイルを貼り付け、裏面には黒い厚紙を付けます。使用方法は被写体(フィギュア)によって異なります。

自作した撮影ブースでの環境

撮影環境については、昼までは晴れていたり&曇っていたりとホワイトバランスがその都度変わってしまうので夜間に撮影しています。

また、部屋の照明は消しています。機材については「一眼レフカメラ+三脚」を使用しています。

カメラ設定のホワイトバランス

カメラの設定は「Sモード」「露出補正:被写体によって調整」「ホワイトバランス(WB):プリセット」※その他に微調整するためにレタッチソフトを使っています。

特にWBの設定については難関でしたね〜。「オート」や「蛍光灯」を試すも「赤っぽくなりすぎたり、青っぽくと…」見た目の色と違う。それぞれ微調整(-3〜+3)する事が出来ますが何か違う…。

カメラの取説を読み返すと「設定では望ましい結果が得られない場合」の対処法を発見!



「撮影するときに使う照明と白またはグレーの被写体」を撮影してプリセットに設定すると…。以前撮った1枚(被写体がグレーではありませんが背景の色が灰色)を使ってみると〜ドンピシャです!

ここまでは簡単な下準備です!ここからが問題だらけの実践になります。数回に分けて細かく説明(更新)していきます。