ようやく山田化学の連結ディスプレイベースを塗装いたしました!皆様の知恵を借りて「スポンジを使った塗装」に初挑戦いたしましたが、やり方は簡単&短時間で塗り終わる事もあり要点だけ分かっていればメリハリのある仕上がりに期待出来ると言わざるを得ませんね〜。
方法としては全体を綺麗に仕上げるベタ塗りではなく、スタンプを押すようにスポンジを活用した汚れ塗装のウェザリングに近いかもしれません?凹んでいる箇所やモールドの隅などには塗料が付かず、下地と言いますか成型色の黒色が残り単調ではない仕上がりとなります。
こちらの画像は床面(カタパルト/拡張/ノーマル)となっており、部分的に黒色が際立っているので大成功と言いたい所でしたが個人的には「塗り過ぎた」印象があったので何とも…。
それなりに残したつもりでしたが先ほどのように引きで撮影すると分かりにくいので「更に約3割くらいは塗らずに黒味を増やす」のがバランス的にちょうど良いのかもしれません。
こちらはモールドよりも平面の割合的に多いので「塗料の乗せ加減」が少々、難しいと思いましたね〜。最初は「まだら模様」になってしまった事もあり、押した回数を増やした事が逆効果となってしまいました。今回の方法では綺麗に塗る必要性はないので適当が正解かも
連結ディスプレイベースのノーマル壁面が一番、塗りやすかったと感じました。先ほどのように部分的に残す事を考えなくても程よく仕上げる事が可能だったのでひたすら押しまくる!
こちらの場合は更に約1割程度、黒味を増やしたほうが良いのかも知れません。画像のように近距離でなければあまり掠れ具合がよく確認出来なかったので…。初挑戦にしては上々かも
オプションとなる側壁面については何とも言い難い…。極端な凹凸があまり無いので同様に仕上げてしまうと塗り過ぎ感が強くなってしまうと思いましたね〜。とにかくコツとしては「もっと雑に仕上げる」事だと言わざるを得ません。足りないと思ったら修正出来ますから
さて、連結ディスプレイベースを塗装する事について情報収集しているとスポンジを使うにも「メラミンスポンジや化粧スポンジ」だったり、塗料にしても「水性およびアクリルガッシュやラッカー」など、人それぞれの方法だったので悩みましたね〜。個人的にはざっくりと
使えそうな食器用(100均)と、ラッカー塗料のGSIクレオス UG09 [ガンダムカラー MSグレージオン系] 半光沢との組み合わせで実践いたしました!こちらの組み合わせだと思ったよりも注意事項は多かったので紹介いたしますが改善次第では何とかなるのでご安心ください
事前に準備したのは各パーツの「接続補強 ※裏側から数カ所を養生テープを貼る」となっております。流石に1点1点を塗るのは何とも言い難いので扱いやすいようにと工夫いしました
更に目立たない裏面にて何度か練習&感覚&乗り方などを確認いたしました。当初はこれでも明るいと感じておりましたが、あまり暗過ぎると黒色との差がなくなってしまうので…。
クレオス瓶の蓋が塗料皿に使えないかと思ってたら凸が…。タミヤだったら平らなので代用できたのになぁ〜。とりあえず家にあるプラスチック製の容器を使う流れとなりましたが…
想定外にも「乾くのが早い&塗料を多く吸ってしまう」など、問題点だらけだったので筆に塗料を付けてからスポンジに加える事にいたしました。更に何度か使っていると指先にべた付きを感じたので見てみると…。スポンジ上部※30×30mmにカットして使用しております
まで塗料が達してしまったのでビニール手袋およびスポンジの厚みを半分くらいにして持ち手をクリップ等で改善する事をお勧めいたします。押す面は正方形ながらも実際には長方形のように長く、更に同じ箇所を8回くらい押していると乾きベタついてしまうので、とにかく
素早くパパッと仕上げる事を基準に!最初の一押しだけは塗料がドバッと付いてしまうので軽く叩き、その周辺から広げていく感覚となっております。ちなみに壁パーツは12点+床パーツが10点で塗料(濃いと感じたのでうすめ液少量を加えております)は半分くらい残る。
部分的に綿棒にうすめ液をつけて消す事を試してみましたがエッジ部分を綺麗に残す事はできませんでした…。爪楊枝でも効果は薄く期待出来ないかも…。墨入れ等で手直しする予定
以前から塗装する事は考えておりましたが、買い足したい商品がなかなか再販されなかったので遅れてしまいましたね〜。しかし、前回のようにガンプラ等のロボットに対応したレイアウトではなく1/12スケールの素体に合わせた配置にて完成させたものの微妙かもなぁ〜
今回は撮影する際の背景として使うつもりが上手く写真に収める事が出来ないかも…。要は明るさと暗さのバランスが難しいので使い勝手が良いとは言えないかもしれませんね〜。
今後の事を考量して全てのパーツは取り外し&付け足し&配置の変更は可能なので、現時点では最終形態とはなっておりません。またまた山田化学にて新商品が発売されても対応できるようにと…。ミニチュア等を加えると連結ディスプレイベースの存在感はかなり薄まる…
そして複数の棚を並べてしまうと影が強くなり何とも言い難いかもしれませんね〜。せっかく完成しても「これと言った使い道が決まっていない」ので最終地点をどの様に決めるのかが課題となりました。とりあえずリトルアーモリーの武器室をモチーフといたしましたが…
部屋の照明が左側にあるので壁面を右側へと変更してみましたが…。やはり光源は正面からでないとあまり意味がなかったかもなぁ〜。黒く潰れてしまう問題を何とかしたいものの…
余談として部分的に光らせてしまうと「せっかく塗装した雰囲気が台無し」となってしまうかもしれません。天井上部から下へと光を当てるのが正解かも知れませんが、別途にて骨組みを自作しなければならないので面倒だなぁ〜。作業時間はおおよそ約30分くらいなので
空いた時間で仕上げる事は可能だと思いました。※部屋の換気は絶対にする事!当初は缶スプレーを使う事を考えておりましたが「はたして1本だけで足りるのかが不安」だったので…。今回の材料費はたったの300円くらいなのでお安く&手軽にいじれるのは助かる!
Amazon ▼ GSIクレオス ガンダムカラー
MSグレー ジオン系 半光沢 模型用塗料 UG09