フィギュアの撮影方法「第2弾」はレフ板の使い方について紹介します。自作した撮影ブースでは照明の光が上部だけなので、正面が暗く写ってしまいます。その問題を解決するには重要なポイントになります。単純に被写体(フィギュア)に反射すればいいわけではありません。
自分の場合はレフ板を2枚使用しています。まずはカメラのファインダーから見て光の反射具合を確認します。基本は左右に1枚ずつ置いていますが、
フィギュアのアングルによって毎回違います。写真を撮ってみて上手くいかない場合は配置場所&角度を調整します。
超ワンピーススタイリング「トラファルガー・ロー&モネ」
超OPスタイリングのDX版(2013年12月発売)
モネだけの単品中古(¥150)で買ってきました。ノーマルにしては羽を広げてダイナミックな造形だと思っていたら「BATTLE IN THE LABORATORY(28弾)のバージョン違い」でした〜。
このフィギュアの場合、長い前髪が顔にかかっているので表情が暗くなりがちです。フィギュアの下(角度は30度くらい)に1枚配置、
もう1枚は右側(角度は80度くらい)に置いています。この配置が少し違うだけで写真の写り具合が左右するので、何度も調整することが必要です。
この半透明な翼がなかなか難しい…。光が強すぎる(反射)と白飛びするので注意が必要です。
この後ろ姿を1枚撮るだけでも何回も撮り直しています。自作したレフ板はただの板なので、毎回撮影時は片手で2枚を固定したりテープなどで貼り付けています。
角度調整ができるモノに改良しようと思いましたが…。長方形で作ったので縦に置いたり、時には横で使用するので…。
結局、使い勝手のいい「自分の手」に落ち着きました。かなり大きめに作ったので(余った材料)大小あった方が便利かもしれませんね〜。
レフ板を使うと上の写真ように違いがあります。レフ板を使わないと影になる部分が多くなります。では必ず使わないといけないのかと言うと…。
フィギュアが単色で白色(ストームトルーパーなど)だと逆効果になります。陰影がなくなり立体感が上手く表現できません。
ん〜、なかなか難しいものですね〜。
ピカピカのメッキでコーティングしてあるフィギュアには効果てきめんですよ〜。
使用した場合、黒くなる部分が少なくなります。この黒い部分はカメラの本体や三脚などの背景が写り込んでいるモノです。配置場所はカメラの両脇に置いています。その間(カメラの下)にも置くと完璧ですね〜。
最後はブリスターに入っているフィギュアにも効果はあります。斜めに置いて撮影すると撮影ブース内面は真っ白なのでこの面が写り込んでしまします。
自作したレフ版には表は「アルミホイル」、裏は「黒色の厚紙」が貼ってあります。この場合は裏の黒い部分を使って写り込みをある程度軽減できます。
重要なのはフィギュアによって使い方を変える事ですかね〜。
今回紹介した方法以外にも片方は「アルミホイル」、その反対は「黒色の厚紙」を使ったりと組み合わせに決まりまありません。使用方法は実際に写真に撮って自分の目で判断するしかないようです。
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