続・ミニカー改造「剥離剤で塗装をはがす方法」を紹介する!

2017/05/18

ダイソー ミニカーカスタム

ミニカー改造の塗料剥離方法


ネットで手順を確認すると、剥がし液は「臭いがキツイ」「塗料を溶かす強力な薬品」のようなイメージがありましたが、実践して見ると初心者でも簡単でしたよ〜。これでまたミニカーカスタムに大きく一歩前進する事が出来ました!

ミニカー改造のはがし剤

使用するのはホームセンターで購入した「ニッペ ホームペイントの塗料はがし剤」になります。特徴は「ゼリー状で使いやすい」「非塩素系リムーバー:環境にやさしい生分解性原料」とあります。

気になる「臭い」については室内で蓋を開けて見ると「何となく感じる」程度でしたが、屋外のベランダで作業しました。多分ですが、近所迷惑にはならないレベルだと思います。

有機溶剤が含まれていますので「長時間溶剤のにおいをかぐと有害であり、使用中は風通しを良くし換気を十分に行ってください」とあります。

当初はダイソーの「除光液」で試そうと思って買いに行くと「nail kiss」とある、ボトル入りのスポンジに染み込んであるタイプしか置いてありませんでした…。

ならばドラッグストアなどで普通の液体タイプを見ると意外と高い値段だったので断念しました…。次の候補は「ホルツの強力!塗装はがし液(自動車塗装全般)」ですが容量もあり、そこまでは使う予定では無いのでパスいたしました。

結果的に今回紹介している物がオススメですかね〜。正味量は「100ml」と少量で、値段は約500円で購入できます。

まだ数台にしか使っていませんが、現在残っている量を見て計算すると「ミニカー15台分」くらいになりそうです。考えると1台あたり「約30円強」とコストパフォーマンス的には良いのではないでしょうか〜。

ミニカー改造の塗料剥離ブラシ

次に用意する道具は剥離剤を塗るときに使う「筆(ハケ)」を100均一で購入しました。プラスチック類は「溶ける」との書き込みがあったので、とりあえずナイロン製では無く「毛」で出来た物をゲット。

初めは大きな12号を使った方が効率が良いと考えましたが、シュミレーションして見ると細かい部分までに届かない事が発覚いたしました…。そこで使いやすい「4号」をチョイス!そのほかに「割り箸」を一膳半を用意しました。

1本は直接手で触れないように使う箸の役割として、残りの半分は先端を平たく削り「木べら」の代用品としました。

ミニカー改造の塗料剥離道具

さらに容器として使う「アウトドア用ステンレス食器:直径約10×5cm:ダイソー製」になりますが…。取っ手が付いているので便利だと思いましたが、サイズに問題あり…。

こちらでは小さすぎるので、大きめな長方形の「ステンレス製のトレイ」が良いかもしれませんね〜。何故こちらを選んだかと言うと先ほど書いた「除光液で浸け置き方法」を考えていたので…。勿体無いので現在も利用中。

ミニカー改造の塗料剥離作業

今回はボロボロのジャンク品マジョレットで順序を説明していきます。こちらで3台目になるので、いくらか手際よく事が進んだと思いますね〜。

ミニカー改造のはがし剤を塗る

まずは説明書通りに「筆にタップリと塗りつける」とあるので、ケチらずに使ってきます。こちらはサラサラの液体では無く、とろみがあるので流れ落ちる事はありません。

塗り始めると早速、タンポ印刷部分が消えていきます。塗ると言うよりはポンポンと叩いてのせるようにしました。順番は手で持って「フロント&リア周り」「裏側の全体部分」そして容器に置いてから「表面」になります。これで、いくらか触れずに出来るはず…。
その前に「耐薬品製のゴム手袋着用」とあるので…。とりあえず軍手で作業しましたが、やっぱり付いてしまった〜。取り扱いについては「目に入ったり溶剤蒸気を吸入したり直接皮膚に触れないように」とあります。

ミニカー改造の塗料剥離経過

すると表面には小ちゃなブツブツが無数に現れ、さらに増え続けて軟化し塗料が膨張してきます。目安時間は「5分から30分」とあります。

写真のように数分経過すると変化する場合もありますが、数十秒でこのうような状態になる事もあります。

ダイキャストミニカーの種類によっては時間がマチマチになるようです。ホットウィールは1台しか試していませんが早かったなぁ〜。用意が出来ているトミカについてはこれから。

とりあえず5分以上として、様子を見ます。全体がデコボコにならなくても塗装が剥がれる箇所もあります。

minicar-custom-paint-remover-to-peel-off

次に「木べら/割り箸加工」で、出来る限り剥がし取っていきます。上の写真では途中になりますが、ここで約7割以上は取れている状態になりました。

minicar-custom-paint-remover-state

そして今度は数回、水で洗い流しながら筆を使い細部まで落とすと約2割くらいは残っている状態になりました。ん〜、前回よりもかなり多く残っている気がするなぁ…。

minicar-custom-paint-remover-finish

ここで同じ作業の2度目に突入!その前に、出来るだけミニカー本体と筆の水気を取り除いておく事がポイントになります。残ったままだと、効果が弱まります。

そうすると、ここまで綺麗になりましたよ〜。若干残っている部分もありますが「次の作業段階で取り除く事」が出来ますよ〜。※光り輝く鏡面仕上げ風の記事になります。



「塗る前にサンドペーパーなどで塗装面にキズをつけておくと時間が短縮、塗膜の状態により1回では十分に剥がれない場合は繰り返す」とあります。

はじめに「簡単に!」と書きましたが、実際に試す前にはブログで掲載している方法だけを確認するのではなく、塗料はがし剤裏にある「注意書きをよく読んでから使用」して下さいね!!

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