正確にはハズブロ(ケナー)と言った方が、良いかもしれません。紹介するレトロなダースベイダーフィギュアには「本体にKenner刻印※各パッケージにもメーカーロゴ」の表記が付いています。それ以前のシリーズでは価値のある「オールドケナー」と呼ばれおり、現在でも高値であり揃えるのが大変困難な部類です。
しかし、今回レビューしている物でも今から20年以上前に発売と言う事で、そろそろビンテージなんて呼んでも間違いは無いと感じていますよ〜。
この時代の特徴は、何と言っても筋骨隆々のガッチリとした体型とアメトイらしい雰囲気がたまりませんね〜!
1996年から発売の「THE POWER OF THE FORCE オレンジ&グリーンカード」で、台紙のバリエーションが多くコレクター泣かせのシリーズだと思います。
フィルムのようなオマケが付いている「1997年のフリーズフレーム」になります。
相変わらずの棒立ちスタイルですが、ベーシックフィギュア自体の進化は徐々に進歩していると感じられます。
何と、真っ黒なヘルメットが脱着可能になっているんですね〜。程よいサイズ感で造られているので、簡単には外れない&被れない仕様となっています。
専用のスコープ型玩具で見て遊ぶ仕組みですが、単品でもコレクション性は高く集めるのが楽しいかもしれませんね〜。※更に専用の収納ホルダーあり。
こちらは3体のフィギュアとジオラマが付属しているセット品の「1997年ファイナル ジェダイ デュール」になります。
両手で赤いライトセーバーを握る事が可能で、商品名の通りルークとの最終決戦がテーマとなっています。
なかなかの再現力と臨場感が溢れており、箱入りの表部分は透明なのでこのまま飾る事が出来ますよ〜。
武器は付属していませんが、ブリスターパックの大きなデラックス版とも言える「1998年のガンナーステーション(タイファイター)」になります。
数年前に中古品を購入した時には、破格の値段でしたが今では絶対にこんな安値では売っていないだろうなぁ〜。あの頃は買い物カゴに満載してお金に躊躇なく買える良い時代でした。
理由としては、スターウォーズは終わりを迎えて停滞し、人気に陰りが出てきた頃合いだったのが大きなポイントですかね〜。※ジョージルーカス監督はエピソード3で完結し続編の映画は作らないと宣言。
その後、大々的なビッグニュース「ディズニー買収で新作公開決定!」との情報を知り集めるようになりましたが、その時期でも品揃え豊富で売れ残りの1個数百円程度でしから爆買い出来ました。
両腕の可動箇所が増えて、様なポーズがとれるようになった「1998年のフラッシュバック フォト」になります。
このシリーズからパッケージ表にはHasbroロゴがつくようになりましたが、裏面には依然ケナーロゴが付いています。
プラスチックケースには厚紙で作られたベイダー卿の写真があります。黄色い取っ手となる部分を下方向に引っ張ると、幼いアナキン少年に早変わりするギミックになります。
随分とプロポーションは良くなり、細っそりな体格に変わりましたが現行品と比べるとコレでも筋肉質かもしれませんね〜。
全体的に似たような造形ですが、胸の部分にある生命維持装置の作りと色分けが全て異なります。この部分で種類を調べるのでは無く、フィギュア本体にある年代表記で判別した方が早いと思います。
記念すべき1作目のエピソード4では、黒ずくめの衣装に不気味なオーラを放つ存在でしたね〜。しかし、思ったよりも地位は高くなく、会議中には言い掛かりを言われているようなポジションでした。
ライトセーバーを操る緊迫の師弟対決&宇宙空間での派手な戦闘などの冒険活劇な要素が高く、冒頭から最後までハラハラドキドキする展開がてんこ盛りでした。
次作となるエピソード5からは、ラブロマンスやシリアスなシーンが増えて面白さが倍増したようにも感じました。
旧3部作完結となるエピソード6では、身を呈して守る父親の姿には感動しましたね〜。確かこんな感じにダースシディアスを奈落の底の様な場所に投げ込んで…。
小さな頃から運転技術に長けてジェダイの素質があると認められたアナキンスカイウォーカーは、やがて大人になり愛するパドメを救う為に苦悩しながらも最後はシスの暗黒面に堕ちてしう悲しい結末を迎えました…。
殆どの新作を買う事は無いので、当分の間は数百体あるコレクションをある程度まとめてレビューする事になりそうです
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