ダンゴムシ ガチャの改造!分解方法及びラメ塗装をレビュー。

2020/11/01

コレクション

ダンゴムシガチャを改造する


大人気のカプセルトイとして話題となっているBANDAIのダンゴム シガチャを改造してみました!出来栄えはノーマルよりも多少良くなったくらいなので微妙となってしまいましたが手を加えた甲斐はありましたよ〜。それにしても、地味な虫のおもちゃが売り切れ続出とは何とも不思議な感覚です。

バンダイのダンゴムシガチャ

前々から気になってはいましたが肝心の設置場所が見つからないので諦めていました。近場にあるガシャポン売り場には小さなお子様向けの商品が、

数多く並んでいるものの大人向けのラインナップがあまりにも少ないので…。機械を探し出すだけでも大変なので手に入らなくても仕方がないと思っていたら…。

ダンゴムシガチャ05真っ黒タイプ

定期的に巡回しているリサイクルショップにてビニールでグルグル巻きになっている未開封品を数点ながらも発見しました!丸くなっている姿に

興奮しながらもシックなカラーリングの「第5弾まっくろだんごむし」をチョイスしました。手早く本体を取り出そうにもガチガチのテープが剥がれない…。

切れ目らしき点線はありましたが上手く取れないのでハサミで強引に引っぺがす!ん〜、多少本体にキズが出来てしまったような気がする…。※2019年11月発売

ダンゴムシガチャの足

ひっくり返って丸まる途中の姿は何ともリアルであり、カサカサと動き出しそうな雰囲気がたまりません!しかし、虫が苦手な方にとっては厳しいかもしれない?

複数ある足を引っ張り起こすと「取説※だんごむし新聞」にありましたが、何とも正解の位置が分からず適当に向きを変えて調整しました。

ダンゴムシガチャの大きさ

あまりにもデカすぎるのでインパクトのある姿に感動する!大きさは「平均的なダンゴムシサイズの1000%」との説明があり、走行スタイル時には

全長約140mmとなっているのでビックリする事となりました。やはり定番ながらも手のひらに乗せながら眺めるのが特におすすめかもしれませんね〜。

ダンゴムシガチャが丸くなる

元に戻す時には「口元にある凹」にお尻あたりにある凸を差し込む事で丸く固定する事が出来ます。実物では確認する事が難しい事もあり、

作り物とは言え拡大された顔を拝見出来るのは嬉しいポイントかもしれません。何んとなくセミに似たような逆三角形の造形になっていました。

ミニダンゴムシガチャまるまるスイングプチ

情報不足だったので小型シリーズの存在に動揺する…。とりあえず直ぐに売れてしまうと思ったので確保する事に決めました!こちらはボールチェーン付きの

商品名:まるまるスイングとなっており、鞄などに付けられるキーホルダータイプとなっていました。※2019年6月発売/全5種類:水色

ミニダンゴムシガチャまるまるスイングプチ

こちらは全長約100mmとなっており、ポップな色合いなので可愛らしい部類になると感じました。※キーチェーンのフックは後から付け足す仕様でした。

久し振りの掘り出し物ゲットとなりましね〜。画像にある2点を購入しても税込200円以下と激安!ただ単に運が良かっただけかもしれませんが…。

バンダイのダンゴムシガチャ大小

さて、ここからが本題であり「まずは分解する方法」から説明します。本体を真っ直ぐに伸ばした状態から「各パーツを1個ずつ」を左右に引っ張りながら取り外します。

次に足の付いた体節パーツは「両脇の2箇所をツメで固定されている」状態となっています。場合によっては下に引っこ抜くだけでも外れましたが

取れない箇所には左右にあるツメをマイナスドライバーで押しながら引っかかり部分を外す手段で対応しました。ここまでは簡単なので順調かと思いきや…。

ダンゴムシガチャの体節パーツ

先程の殻パーツ及び体節パーツには番号がありましたが…。後者については極小の数字だった事もあり、見えない所に大きな数字をマジックで書き示し

組み立てる時に分かり易いよう工夫しました!当初はマスキングテープを貼って対応しましたが直ぐに剥がれてしまったので…。

ダンゴムシガチャの頭部パーツ

最大の難関は頭部パーツにありました!灰色の体節パーツは同じ構造でしたが、先程のようにツメを外しても顔パーツが邪魔をしているので外れず…。

どう考えても黒色の顔パーツはスライドしながら取り外す等でもなく、上からパチっとハマっている作りだと思いましたが硬くて外れる気配が全く感じられない…。

ダンゴムシガチャの顔パーツ

格闘する事、約10分以上でようやく取り外しに成功しましたよ〜!なるほど、2箇所の凸凹で固定されている訳ですが「接着されいる形跡」があったので

なかなか取れなかったのかぁ…。もちろん手段はマイナスドライバーで押し上げる力技となりました。破損はしなかったものの成功する確率は一体どの位…。

ちなみに灰色の口元パーツは接着されておらずラジオペンチで簡単に引き抜く事が可能でした。ただし、触覚だけは取り方がイマイチ分からず…。

ダンゴムシガチャの殻パーツ数字番号

こちらの図解は上から頭部(1番)で、下が尾部(8番)となっており、左側の数字が「体節パーツ」で右側が「殻パーツ」番号の表記となっています。

特にメモる内容ではありませんが参考にどうぞ!規則性のある数字の並びなので特に問題はないと思いました。※小型タイプにも番号表記あり(例5-1)

カプセルトイのダンゴムシガチャを塗装する

塗装レビューの前に素材について紹介します。公式によると、殻の部分はABS樹脂・体節の部分はPP(ポリプロピレン)・足の部分はPVC(ポリ塩化ビニル)

となっていました。今回は殻パーツのみに手を加えましたが、ABS樹脂パーツを塗るには一般的な塗料の場合、割れてしまう可能性があるとの話を聞いた事があります。

とりあえず「ABS・硬質塩ビ・アクリルに使えます」との表示があるダイソーのメタリックスプレー(廃盤※2018年4月12日の記事に詳細あり)を使用してみました。

特に問題はなく極小のラメがギラギラと輝いている仕上がりとなりましたが…。元の成形色に艶が増しただけ感があり思ったよりも代り映えしなかったかも…。

ダンゴムシガチャの改造シール

これだけでは物足りないので、セリアの転写シール(2015年9月20日の記事に詳細あり)を貼ってバージョンアップを試みるも3度の失敗で心が折れる…。

流石に曲面に貼り付ける事が難題であり、やっとの思いで完成させる事が出来ました!コツとしては高さが約5mm以下の小さなサイズだと貼り易いと思いました。

高さがあると部分的に付いてしまいズレてしまう場合が多々ありました。本来ならばビシッと決まるデザインだったのに何とも質素になってしまいました。

バンダイのダンゴムシガチャとフィギュア

補足としてスイングタイプならば「デスクトップアーミー」のフィギュアが何とか乗せられました!チューン部分を手綱として持たせる事が可能でしたよ〜。

カスタムプランとして風の谷のナウシカに登場する「王蟲」を製作する作例がかなり気になりました。目玉は何とかなりそうですがトゲトゲの殻の表現が難しい…。