現在も新旧問わずスターウォーズのベーシックフィギュアを集めています。ブリスターから取り出したものの、このまま飾ると簡単に倒れてしまうのが悩みですね…。ならば安定感のあるスタンドを自作するしかないと考えました!
はじめはアクリル板で考えていましたがコストが高い?1枚150円程度で買うことが出来ますが数百体分揃えるには…。もっと安い素材はないかと探していると〜発見しました!
今回紹介する方法では一個あたり破格の「約14円」で作る事が可能!出来栄えはそこそこなモノと思っています。※画像にあるロゴ付きの2種類は光沢紙に印刷しています。
フィギュアのシリーズによっては専用のスタンドが付属しています。しかし、殆どが付いて無いのが現状です。
昔は汎用品が売っていたようですが現在は販売無し!これでは全てのフィギュアを飾ることが出来ませんね〜。
殆どのシリーズに対応可能!作り方は「円形に切ったポリエチレン板をネジを使ってフィギュアを固定する」だけ!スタンドを作る前に対応するフィギュアを紹介します。
「パワーオブザフォース:1995年〜」から最新の「フォースの覚醒:2015年〜」までの「約9割」にて確認済み。※昔のオールドケナーは持っていないので確認していません。
対応していないフィギュアはC3POやジャワなどの硬い素材で出来ているモノです。この大きさにあったネジが見つからないので…。
無理矢理ネジを回して固定する(ダボの役目)事も出来ますが、破損する恐れがあります。現在も何かないかと模索中です…。その他に、ジェダイナイトルークはつま先が浮いてしまうなどありますが台座に付けることは可能です。
詳しい作り方はここから!スタンドのメインになる材料は「Hikari ポリプレート(低発泡ポリエチレン板)」です。サイズは600mm×450mm(税抜き516円)そして重要なのが「厚み2.4mm」あるところです。※特徴は硬すぎず柔らかすぎないので加工が楽々と進みます。
似たような素材は売っていますが薄いモノばかりなのでようやく見つけた材料です。売っていたお店はホームセンターの「ケーヨーデイツー」になります。※このままでの大きさでは加工が難しいので四分割にして作業することをお勧めします。
そして加工するのに必要な工具類は「オルファ:コンパスカッター」「面取りカッター」「電動ドリル:3mm」「皿ネジ M2.6×6(1個3円)」になります。
ここで問題なのがフィギュアを固定するために使うネジのサイズですかね…。意外とこの大きさはどこにでも売っているようなモノではないようなので…。購入店はホームセンターの「ビバホーム」になります。
スタンド(台座)の大きさは直径約50mmで作りました。フィギュアの大きさによっては足先がはみ出たりしますが、組み合わせ方によって干渉せずに並べる事が出来ます。
円形で作成しましたが加工が簡単な正方形や長方形、六角形でもいいかもしれませんね〜。形状によってはカッターのみで作る事も可能だと思います。
ちょっとしたコツが必要!円形で加工する場合、本来のコンパスカッターの使い方では厚みのあるポリプレートを切ることが出来ません。
使い方としては※1コンパスの針と※2カッターを固定し、ポリプレートを回転しながら切る事です。切り始めは簡単に切る事ができますが、中間あたりから※2のカッターが内側に寄ってくるので力を込めて固定します。
ここでの作業は「慣れとコツ」が必要になってきます。失敗を繰り返し経験してから得るしかありませんね〜。現在は誤差±0.5mm以内で作る事ができますが失敗すると±2mmと大きくサイズが変わってしまうので注意が必要です。
上の画像のように加工すると18個作る事ができます。四分割しているの600mm×450mmのサイズで18×4=合計72個!
残った部分は何かに使えそうなので捨てずに、保管してあります。結構な力を使ってコンパスカッターを固定しているので手が痛くなってくる…。
この作業も面倒な所です…。フィギュアによって固定する場所がバラバラなんですね〜。ポリプレートは真っ黒なのでどこに穴を開けていいの分かりません。
そこでブリスターなどの透明な部分を直径50mmに切ってフィギュアの穴の位置にマジックで印を付けます。
印を付けたモノとポリプレートを合わせて「千枚通しで仮穴」を開けます。目印及びドリルの刃先が滑らなくなります。
面取りで綺麗に仕上げる!次にその穴を広げるために電動ドリル(3mm:ネジの大きさと違いますが少し遊びを作るためです)を使用し、裏側を「面取りカッター」で加工します。この作業によって皿ネジの出っ張りがなくなります。
またまたここでも問題あり…。目で確認しながら加工するには難しい…。手間ですが少しずつ確認しながら面取りするのが確実かもしれませんね〜。
自分の場合は「1.2.3.4.5」と早口で数えながら…。ここも慣れてくれば一発で加工出来るようになりますよ〜。
面倒な作業を繰り返す事になりますが、これでフィギュアを綺麗に並べることができますよ〜。これでちょっとした地震などの揺れがあってもフィギュアが倒れる心配はありません!飾り方はひな壇にして交互に配置すると見栄えが良いですよ〜。
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