眼帯アスカとアヤナミレイ仮称のフィギュアをレビューする!

2017/09/02

エヴァンゲリオン コレクション

眼帯アスカとアヤナミレイ仮称のフィギュアをレビューする!


ヱヴァンゲリヲン新劇場版Qに登場する各キャラクラー達は、いつも通りの衣装とは大きく異なりフィギュアも大幅に一新されている印象がありました。相変わらずの難解なストーリー展開についていけませんでしたが、続編では潔く完結するのでしょうか?

今回紹介するのはPORTRAITS新シリーズ「f/フォルテ」になります。新しいと言っても2013年発売になりますが…。

以前の450円から660円と値上がりし、さらに精巧な造形へ…。もちろん、良く造られていますが昔からあるイメージは全く感じられません!

ヱヴァンゲリヲン新劇場版Qのアスカフィギュア

元気で活発な頃のイメージは消えて無くなり、ピリピリと張り詰めた表情のアスカラングレーには違和感がありました。

暗い表情と何とも神妙な面持ちで歩き出し、そして全てが終わってしまったかの様に…。※台座には星の目にドクロが印刷してあります。

眼帯をする式波アスカのフィギュア

何と言っても気になるのは左目を眼帯で隠している事です。何らかの大きなダメージによって付けている事と思われますが、

本来の目的は使徒汚染からの力を封印しているとの考察など、未だに謎だらけで正確な理由は分からないままとなっています。

フィギュアとしては可愛い及びカッコいいなどの造形が多くを占めていると思いますが、真逆を思わせる作品は滅多に無いので珍しいかもしれません。

ジャージ姿の式波アスカフィギュア

プラグスーツの上からジャージを着こなすファッションセンスは意外でしたね〜。変に真新しい造形よりも、

ごく一般的な普段着の組み合わせで現実的なイメージの方が個人的には好印象でした。ポッケに両手を入れている姿も何とも言えません。

猫耳帽をかぶる式波アスカフィギュア

頭に付けているインターフェイスをカバーするために、あえてこの様な猫耳付きキャスケットを被っているとも見えました。

それ以前に何故、帽子を被る必要性があったのか?特に深い意味合いはなく、普通に衣装案としてあったのかもしれません。

式波アスカのフィギュアホビー

帽子に付けている缶バッチ2点の絵柄が台座にも印刷されていました。左脚の上部には何重にもテープの様なモノで補強(修理)されている部分が再現してありました。

こちらのポイントも何故、新調せずに古いまま使い続ける事になったのか…。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版Qのレイフィギュア

前作から引き続き登場している綾波レイではなく、黒いプラグスーツ姿の「アヤナミレイ仮称」カタカナ表記となっています。

正体は別人と言ってもよいと思いますが、ミステリアスな雰囲気は変わらず健在で存在感は際立っていると感じました。

こちら台座は色が変わりブルークリアとなっています。そして複数の本が積んであるイラストが描かれていましたが、以前と同様に本が大好きなのかもしれません。

アヤナミレイ仮称のフィギュア

巷では特徴的な色から「黒波レイ」と呼ばれおり、新旧の区別が判断しやすくなったと思います。いつもの感情表現が乏しい表情ではなく、

今回のフィギュアでは薄っすらと笑顔になっている気がしました。劇中ではどの様だったのか全く覚えていませんが…。

黒色プラグスーツの綾波レイフィギュア

最後となる4作目の事を調べているとウェブサイトには「シン・エヴァンゲリオン劇場版」と表記されており、

更に縦文字で「続、そして終。」「非、そして反」と、どの様にして捉えれば良いのか分かりませんでした。シンが加わり「ヲからオ」に戻ったり…。

アヤナミレイ仮称のフィギュアレビュー

背中には「Mark.09の搭乗者」としての数字「9」があります。とにかく映画冒頭から「前作の続き」なのかと見ていると、

話の内容が少しも繋がらないので混乱するばかりでした。それぞれ個人が考えて創り上げる的な意図を狙っているのだろうか…。

アヤナミレイ仮称のフィギュアホビー

デザインの違いはベースは似ているものの、部分的なパーツは別物になっており設定としては前作よりも時間はかなり経過している(14年)ので新型へと変化していました。

NERV側のレイとヴィレ側のアスカ、対立している構図も予想外でしたが、あまりにも気になるワードが多すぎて結果的には全然内容が入って来ませんでした。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版のプラグスーツ黒白

カラーリングが違うだけでも、ここまでの印象がガラリと変わる事には大変驚きました。しかし、レビューするにも可動する訳では無いので

正面や裏側などの決まったアングルを基本として、後はハイアングル及びローアングルで工夫するしかありませんでした。

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