エポキシパテでの穴埋め・カシメを外した後のネジ止め加工方法!

2018/03/25

ダイソー ミニカーカスタム

エポキシパテでの穴埋め


随分とミニカーを改造する機会は減りましたが、あるネタ(新商品)を発見したら急にヤル気が湧いて来ましたよ〜!まずは100均ダイソーにて「補修速硬タイプ万能のエポキシパテ:硬化後は明灰色:正味量約16g」を購入し、使用方法を見ていると気になる説明が1つありました。


今回はルーフ部分にあるパトランプを無くし、平らなフラット面にしたかったので長方形型の穴埋め作業になります。事前に不必要なパーツを削っておきました。


気になる問題は時間にあり!ビニール手袋などを着用とあるので家にあった物を用意しました。次が最大の難点、練ると大変熱くなり練り始めから「作業時間1分以内」に終えて下さいとの事!

目安とあり「20秒以内で練り、40秒以内に補修」、時計を気にしながら必要量だけをカッターで切り取りパテを混ぜようとすると手袋に張り付きスムーズにいかない〜。大まかに10回程度練り、大急ぎで成形して終了っ!

時間は5分以上経過していましたが、固まる気配はありませんでした。※熱も全く感じませんでした。多少、気になる臭いあり。それもそのはず、1時間経過しても2時間経っても「硬くなる」事はありませんでした…。失敗した事が判明すると一気に落ち込みました〜。


失敗したので再挑戦する事に!以前、調べた事を思い出してみると「主剤と硬化剤を混ぜる事によって化学反応が起こる」何て書いてあったようなぁ…。

失敗の原因は「練り足りない」事だと確信し、今度は30回以上念入りに練る+スピーディーに作業を進めると数十分後にはガチガチに固まっている!

あいかわらず手袋が邪魔で更にベタ付き、このまま形を整えたのでボディには無数の細かいパテが付いている…。後でマイナスドライバーで取り除きました。

やっぱり3分以上かかりましたが、そこまでの発熱は感じませんでした。ポイントとしては「使用するのは少量であっても余分で多め」にすると練りやすくて楽になります。

本来は書き込みに多くあった「タミヤの黄色い造形パテがオススメ!」を予定しましたが、本格的にやる前に試しに使ってみたかったので…。


今後の作業を考えて薄く造形!成功はしましたが、山盛りになっている部分を、今から削る事を考えると何度も溜息が出て来ましたね〜。表面だけでも厚さは約2mm弱くらいかと…。

気温や環境などにより硬化時間は変わるとあります。※ヤスリ掛けなどの加工は60分以上経ってからとの記載あり。
もっと「薄く」すればと思いますが、パテ自体が柔らかく上手く扱えなかった事もあり…。これでも余計な周辺部分は固まる前にカッターで取り除きました。

さて、ダイソー「ホビー工作紙ヤスリ6枚セット木工・鉄工など」の中目#240番あたりを使ってみると微妙な感じに…。思い切って粗め#60番でも日が暮れて朝が来てしまう!


道具箱から「鉄ヤスリ」を取り出し、普通の面で試してみると手応えを確かに感じる。今度は裏面の荒いギザギザ面で削ってみると、ボロボロと手早く剥がれ落ちてくる!

このままある程度、様子を見ながら進めて残りはサンドペーパーに切り替えて段差が無くなるように作業しました。これでも20分以上ですかね〜。


何とか形になったので終了!何処まで均せば良いのか判断に苦しむ…。手の感覚を頼りに、引っかかりが無くなったようにも感じるし…。

※内側はスペースが狭いので無理やりカッターでチマチマと削り、半分以上は残して諦めました。

上から塗ってしまえば目立たなくなると思ったので、とりあえず終了と言ったところになります。※黒く変色しているのは削りカスで染まった為。水で洗い落とせます。


ねじ止め加工の成功率は低い!ミニカーをカスタムするにあたって以前からの課題「ネジ止め」についてですが、各メーカーや車種によっては出来る&出来ないと考えるようになりました。

手っ取り早く「カシメ部分に接着剤を使用する」で固定するのが良いのかもしれません。


作業を進めているのは「マジョレット」になりますが、こちらの場合は比較的加工しやすく成功率が高い部類だと思います。

方法はボデイ内側にある円形の「※支柱に2.5mmの穴」を適度の深さで開けて「皿ネジ M2.6×6」で止めるだけになります。※一部が欠けたり割れてしまう事もあり。



次に「ホットウィール」ですが、支柱は大小と異なり上記の方法では対応出来ない事があります。更に「トミカ」については細すぎるので不可能だと感じています。


それでは穴の大きさをサイズダウンすればとなりますが、加工が極めて難しくなりネジのサイズや頭の形状&長さがネックとなりました。※数種類を買って試しましたがボツ!

素人なりに考えた基準は「実際に分解して内部を確認しないとわからない」と思いましたが、必ずしも正しいとは言えないかもしれません…。


更にネジ切りタップ工具(穴にネジ山を作る)も使ってみましたが、上手くいかず早々に断念しました…。無駄な出費が増えてしまったぁ!

次回は仕上げになりますが、すでに掲載している画像でほぼネタバレをしています。内容は定番ながらもシックな色合いが見所ですよ〜。※自己採点は満点に近い