1990年代後半の渋いアメトイ!トータルカオスはスポーン?

2018/03/24

アメトイフィギュア スポーンフィギュア

90年代のアメトイフィギュア


造形は古い中世時代のファンタジーを思わせる雰囲気があり、トータルカオスはドラクエやファイナルファンタジーで育った自分としては親しみのあるフィギュアだと感じています!

マクファーレントイズのトータルカオス

今回、レビューするのはマクファーレントイズ「トータルカオス」のウルトラアクションフィギュアシリーズになります。

左側の「黒フード姿:カンカラー」と、右側の「黒プレートアーマー姿:ドラゴンブレード」の大変お得な2体セット品になります。※©️1997 IT996

ドラゴンブレードVSカンカラー

日本語版のラベルには「スポーン」の文字が書かれているので、主人公のアル・シモンズに関した世界なのでしょうか?

トータルカオスのカンカラー

容姿はクリーチャーよりで、何とも強靭で悪そうな役柄に見えますね〜。前面に垂れ下がる布部分は所々に激しいほつれが目立ちますが逆に良い風合いに見えます!

トータルカオスのカンカラー背面

ベルトの周辺にあるパーツに武器を数点、差し込んでみましたが正解なのかは不明です…。部分的に利用法としては間違ってはいないと思いますよ〜。

スポーンフィギュアとカンカラー

すでにお気付きの方もいらっしゃると思いますが、ベースとなるボディについては「メディーバルスポーン」を流用しプラス新たな装飾品で造られています。

スポーンフィギュアとカンカラーの顔

更に頭部については「ワームスポーン」の透明バージョンとなっています。比べて見るとハッキリと分かりましたが、自分の場合は開封した後に気づきましたよ〜。

トータルカオスのカンカラー武器

全てが古めかしい武具(全部で5点)のラインナップで、中には単なる棒切れのような物までが付属しています。悩ましいのは柄の部分が異様に長い事ですかね〜。しかも2本とも!

トータルカオスのドラゴンブレード

どちらかと言うと「チューンメイル」の方が正しい気もしますが…。昔からあるゲームの世界観が強い西洋甲冑は、デザイン的にもハズレがなくてカッコいいですね〜!

トータルカオスのドラゴンブレード背面

少々、気になる点と言えばドラゴンの絵柄があるシールドが、中途半端な持ち手になっている事です…。腕のあたりに強引に付けていますが案外、様になっているかもしれません。

ドラゴンブレードのフィギュア

斧のダブルヘッドアックスは、大きさも程よくバランスが良く出来ています。定番のロングソードらしき武器は付属していますが、ブレイド部分は短く不恰好な気もします。

中世時代の兜

翼の飾りがあるヘルメットは取り外しが可能となっています!素顔には戦いで傷ついた跡が誇らしく、屈強な戦士だと言わざるをえませんね〜。

中世時代の武具

こちらは1点多い「6点(合計で11点)」が付属しています。腰の脇あたりには剣、太ももには短剣を付けられるように収納部分がありました。

マクファーレントイズのトータルカオスフィギュア

台紙裏に掲載されている種類リストには、それぞれカラーバリエーションが存在していました〜。セットではなく単品の付属品が異なるパッケージで…。

トータルカオスのシリーズ1

何度も眺めているとシリーズ1の「重装備のサイ:HOOF」と、シリーズ2の「大きな岩男:QUARTZ」・「クールなゾウ:POACHER」だけは、是非とも欲しいところですね〜。

いつものようにサイバーパンクよりのキャラクターが多いと、普段のシリーズと変わり映えしない気もしますが、コレはこれで購買意欲をそそる!