2020年12月に発売となった550円の低価格ガンプラ「ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダム (ライトパッケージVer.)」をレビュー致します!安いからと言って決してチープなバンダイのプラモデルでは無く、アクションフィギュアの様に遊びごたえがある良キットだと思いましたね〜。
発売日:2020年12月19日 価格:¥550
発売日にいつものお店に行ってみると何やら店内の様子が騒がしい?以前にも同じ様な混み具合に遭遇した事がありましたが、今回は更に混み合っている…。
まさかのガンプラ狙いの行列かと思いきや、どうやらトミカやシルバニアファミリー?などの新商品と発売日が重なった為だと言う事が判明しました。
約3ケースほど入荷していましたが、お客さんによっては複数購入と徐々に数が減っていきました。何とも袋入りのガンプラとは不思議な感覚がありました。
ランナー数は2枚となっており、注目すべき点は5色の色プラと言う事ですかね〜。素組だけでも十分に見栄えするので興味深い内容かもしれません。更にタッチゲートと呼ばれる道具なしでも各パーツを簡単に取り外す事が可能でしたが…。
箇所によっては数ミリほどのバリが残ってしまうのでニッパーで切り出してみたら…。今度は逆に切り過ぎてしまうので、指先でパーツを外した後にデザインナイフでゲート処理する方法で作り上げました。何もしなくても良いレベルかも。
各部位ごとのパーツがまとまって配置されているので、迷う事なく的確に探せるので完成させる時間はかなり短かった様な気がしました。
大きさ(高さ)は約128mmと小さいながらも、何年ぶりに作ったファーストガンダムの存在感は今でも色あせる事なくかっこいいと思いました!
手足は長く胴体部分はガッチリ型となっており、とにかく小顔のバランスで作られていると思いました。当然かもしれませんが旧キットとは
大きく異なり時代を感じると言いますか、日々進化し続ける日本が誇るプラモデルだと言わざるを得ません。細かいモールド等はありませんが満足出来る造形!
エントリーグレードとしてはシリーズ化されていますが、ガンダム関連オンリーと言う訳では無いので、おそらく次回はシャア専用ザク登場で終わってしまう?
出来ればZ及びZZくらいは発売して欲しいですね〜。流石にコスト面を考えると少々無理があるかもしれないなぁ…。千円以内であれば作れるかも?
気になる頭部及び顔の造形については複数のパーツを組み合わせながら、成形色による繊細な色分けで完成させる事が出来ました。
ツインアイにある赤色下部パーツの間には隙間があり、こちらの空間が影で暗くなりシャープな目元が再現されていました。しかし、思ったよりも各部品が小さいなぁ〜。
特徴的なV字型ブレードアンテナパーツは下部にあるバイザー部分と一体化となっており、額にあるパーツと頭頂部メインカメラも一体化となっています。
ここまでのパーツで組み合わさっているので、何もしなくても完成度は高いと言った方が良いかもしれませんね〜。単色では無いのでかなり立体的だと感じました。
腕についてはショルダーアーマーが別で付属されており、肘にある関節ジョイントパーツは表側から別パーツで丸見え部分を隠す仕組みとなっております。
思い通りのポージングが可能となっておりますが、角度によっては肉抜き部分やジョイント部分が目立ってしまうので何とも言い難いかもしれませんね〜。
脚については膝パーツと足の甲+くるぶしパーツは別体となっているので塗り分けするには便利だと思いました。膝や足首は良く動くものの
足の付け根からの足上げ動作については少々、微妙で苦手な動きだと感じました。やはりダイナミックな動きを表現する為には台座に固定する事をおすすめいたします!
意外だと思ったのが腰回りの複雑な可動域ですかね〜。場合によってはぎこちないかもしれませんが、これだけの動きが可能であれば全く文句はありません!
さて、評価としては満点の星5つと言いたいところでしたが、定番のビームライル&シールド付属無しだったので星4つと言う事になりました。※画像は別パーツを持たせている
てっきりライトパッケージVerと言うのは「先行販売品の箱入りから袋入り」に変更されているだけかと思っていたので…。何故に武器無し仕様としたのか…。
今回のエントリーグレードEGガンダムを購入したのは簡単に塗装出来ると思っていた訳ですが…。もちろん塗り分けは簡単であり、手軽にオリジナルカラーへと
変身させる事が出来るものの、肝心な配色が難しくセンスを問われる事となり…。造形はシンプルではありましたが、色の組み合わせ方と言うのは悩ましい問題となりました。
カラーガイドについては前回紹介した作品とほぼ同じとなっており簡単に説明したします。タミヤのXF-49カーキ・XF-57バフは100%となっており、XF-24ダークグレイ+XF-1フラットブラック・最後はXF-74OD色+カーキ+色々と後者だけは、
なかなか色が決まらずに永遠と混ぜる結果となり出口が見えない…。正直言って自己評価は40点と低く、せめて明るい差し色でも加えたら良かったと後悔しています。あくまで単体での評価であり、後から武装させるのが完成品となります。
デュアルアイ及び関節部分は無塗装となっております。前回、紹介した方法では更に問題発生だったので何とも幸先が不安となってしまいました…。
組み合わさる箇所によっては「かなり薄塗り」でないと、余分な塗料が押し出されて汚くなってしまう事でした。簡単だと思っていたら意外と大変な作業となりました。
お約束の「30ミニッツミッションズ」で武装させてみましたが、何ともファーストガンダムらしくないフォルムが出来上がってしまいましたね〜。
こちらの作例は試作段階であり、盾と武器のグリップサイズ確認・バックパック追加と軽装備仕様となっております。穴の数を増やせば盛り盛りにする事も可能です!
頭部及び腰下部分は交換可能・手足については根元からの交換は不可・ただし関節ジョイントについては対応しているので部分的ならば問題ありませんでした。
補足としてアルトヘッド+ガンダムボデイではアンバランスとなってしまいました。大きさはほぼ同じものの首の付け根の長さの問題?でずんぐりとした姿だった…。
こちらが改造の本命となる完成体となっております!何と言っても陸戦仕様との相性は抜群であり、安易ながらも個人的には気に入っている作品となりました。
ん〜、本体部分の色合いが納得出来ていないので再挑戦するのもありだなぁ…。その前に改善しなければならない問題が多いので後回しになってしまかもしれない〜。
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