30MMの多脚戦車!使用キットはシエルノヴァ2機と陸戦など。

2021/03/15

30MMミッションズ バイロン軍

30MMの多脚戦車

昔から30MMのパーツだけで、強大な火力を誇る多脚戦車を作りたいと考えておりました。今回、ようやくシエルノヴァの2機目を購入したので早速、組み合わせてみましたがほぼ完璧に近い仕上がりで完成しました!

やはり30ミニッツミッションズのプラモデルは、何でも作れてしまう優秀なホビーかもしれません。気になる点といえば複雑に組み込むほど、部分的に弱く本体が倒れてしまうので補強が必要な事ですかね〜。

30MM多脚戦車のシエルノヴァ

まずは攻殻機動隊のタチコマ及びエヴァ仮設5号機などのアニメ作品を参考にしながら、重要となる足回りから考案する事になりました。当初の予定通りとは異なりますが

おおよそのフォルム完成し、思ったよりも順調に作業が進みました。機体名はジャガーノート(通称)となっており、主に市街戦を得意とする設定でしたが…。

30MM多脚戦車のプラモデル

本体側面は三角形をイメージしながら形を作り、その姿の邪魔にならないようにと軽装備の腕と高く突き出たバックパックの位置関係がポイントとなっております。

右手には無反動砲っぽい武器を装備して左手には、瓦礫などの障害物を撤去するために使用する大型のハサミを装着させています。背中にある主砲については

30MM多脚戦車レビュー

移動及び走行時には発射出来ないとの設定であり、面倒ながらも毎回動きを停止してから使用可能としました。あまりにもハイスペックだと面白みに欠けると

思ったので、あえて弱点を作り攻略方法も少なからず考えてみました。構造から見ても各脚部をカタカタと動かし前進と言うよりは車輪で走るイメージとなりました。

30MM多脚戦車アニメ

前脚は大きく八の字に広げて後脚は狭めてバランスを整えました。この状態では残念ながら本体部分を十分に支えきれないので支柱を立てて補強しています。

これでもちょっとした振動などで左右の横側に大きく倒れてしまうので、安定感だけは期待出来ずに最後まで改良しきれませんでした。※接地面が滑っている?

30MMシエルノヴァジャガーノート

予定としては右手を地面に接地しながらドリフトなんてポージングを考えていましたが…。骨格的にグニャグニャに崩れてしまうので不可能に近いかも…。

それ以前にダイナミックな要素はいらないかもしれませんね〜。先程の「市街戦に特化」との記述ですが、かなりサイズ的にも大きいので不向きとなって…。


30MMシエルノヴァジャガーノート大きさ

ノーマルのアルトと比べてみても、国道の様な大通りでなければ走れないと思ってしまいましたね〜。一方通行の様な細い路地では幅的に車体が挟まってしまうと…。と、言う事で自軍の基地を警備する機体へと変更になりました〜。
これだけではインパクトに欠けてしまうなぁ…。ゲーム終盤に登場するラスボス的な存在として作ったのでは無く、更に厄介な裏ボス的なエグザマクスとして作ったので…。広い平地ではければ活躍出来ないと言うのは何とも悩ましいかもしれません。

30MMシエルノヴァジャガーノート前輪

さて、ここからはお馴染みの組み立て方法についてのワンポイント講座になります!今回も特に難しい内容は一切無いのでパーツさえ揃っていれば簡単です。

前脚は元々「ラビオット無人偵察に付属されている車輪」を付けない予定でしたが…。外側にしか付けていない事もあり、出来れば内側を合わせて4個は欲しいかも…。

30MMシエルノヴァジャガーノート前脚

シエルノヴァの膝下ノーマル足裏穴に「太もも+凸C型ジョイント」を組み合わせただけです。真っ直ぐに伸ばした状態でも強度があり車体を支えるには問題なし。

ただし、付け根に大きな問題があり「先程説明した支える棒」が必要となります。当初はこちらのタイプ×6個プランも検討しましたが、やはり強度に不安があり

更に馬鹿でかいサイズになってしまうと思ったので諦めました。ん〜、最高にカッコいい6脚フォルムは男のロマンなのだが今回は見送る事にしよう…。

30MMシエルノヴァジャガーノート後脚

こちらの後脚についてはノーマル+陸戦キャタピラだけで完成です!あえて「くの字に曲げている」理由についてはお馴染みの強度に関係しているからです。

曲げる事によって裏側にあるパーツ先端とで支える形となり前後に倒れる心配が大幅に無くなります。前後に異なる造形でも成り立っていると感じました。

30MMの多脚戦車主砲

ランドセルは部品でかさ上げにして高さ調整を行いました。上下の向きを変えるだけで数センチほどの微調整が可能であり、このポイントを変えるだけでも

フォルムに対する大きな変化となるので意外と重要な技術でもあります。当初は逆となる低いタイプで組み込んでいましたが、何度も見返す事で完成となりました。

30MMの多脚戦車本体

何とも多脚戦車単体だけで戦える様な気もするが…。頭部の様に見える部品はとりあえずエンジン等を冷却するラジエーターとの設定です。

ん〜、ある動物の姿にも見えなくはないなぁ〜。30MMでのアニマル形態も作ってみようかと考えるも一番難しいと思われる顔のアイデアが全く思い浮かなばい…。

30MMの多脚戦車装甲

本体を直接組み込んでも作れますが、画像の様に棒を差し込んで「間に陸戦アルトの片足」をプラスする事で全体的なバランスを整える事となりました。

こちらも低いままだと何ともアンバランスだと感じたので…。補足として腰+腰ユニット(上部は向きを変える)でも組み込んで見ましたが高過ぎるかもしれません。

30MMの多脚戦車駆動ユニット

各脚部を接続するジョイントについては「ラビオット拠点攻撃に付属されている3個の穴つ付き」を使用する事で可能となります。真ん中には差し込み口が余っているので

更に脚を追加する事も可能だと思いました。設置スペースの事を考量すると更に付け替えパーツが必要かもしれません…。中級者以上であれば簡単なハズです。

30MMの多脚戦車サポートメカ

こちらからはオマケとなっており、何故にバイロン軍だけは新型となるロイロイが開発されていないのかと思いオリジナルで作ってみました!標準サイズではなく

これくらいの存在感がなければ作った甲斐がありませんね〜。背中下部の空きスペースに2機を積み込む予定でしたが、サイズオーバーとなり却下となりました。

30MMロイロイリーダー

まずは戦闘に全く参加しない特殊なサポートメカの「ロイロイリーダー」となります。特徴はジャミングとなっており、更に各機体に的確な情報を提供する役目?

拳の向きさえ変える事が可能であればビームライフルでも装備させるのだが…。攻撃手段がないのでこの様な設定となりました。※背面には拡張要素が残っている。

30MMロイロイマイマイ

続きまして丸っこいフォルムが素敵な「ロイロイマイマイ」になります。名前の通りカタツムリが由来となっており、硬い甲羅で覆われているイメージで製作しました。

実にシエルノヴァは良キットだと思うので複数買いをして「ベースでは無く追加装甲など」として活用する事をおすすめいたします。ただし、関節部分に難癖あり!