ガンプラ及び30ミニッツミッションズを組み立て終わったら、ゴミとなってしまうランナーを捨て処理してしまうのは勿体無い!使い道はオリジナルパーツを自作する為に
再利用する事に決めていたものの、これと言った考えがまとまらずに放置する事になっていましたね〜。ようやく実践する為に先人の知恵を借りて色々と調べてみました。
今回、作ってみたのはBANDAI「30 MINUTES MISSIONSのオプセ3」にある中心部分をクリア素材に交換す内容となっております。見た目だけは
バージョンアップしましたが、やはり武器としては大きいのでサイズ的に合っていないかもしれませんね〜。二刀流を予定していましたが無理があるかも…。
表面には模様を加えた事もあり、光の当たり加減ではキラキラと輝きワンパターンには見えない工夫をしています。結果的に作れたと言った感じになりますが…。
グリップ部分を円形に交換したので色々な向きに変えられます!画像上部にあるパーツはアルトウェポン・下部にはラビオットウェポンを加えています。
ただし、やんわりと挟み込んでいるだけなので簡単に外れてしまいます。もっと単純に付け加えられる部品はないものだろうかぁ…。小さい四角凸対応では…。
とりあえず「ヘアーアイロンで溶かす」事からプラ板の様に作るのが定番の様でした。しかし、手元に無いのでわざわざ買って来るのも何だしなぁ…。ちなみにキャンドゥや サンキューマートでは安価て売っているとの事です。
近場に店舗がないかと調べてみるものの微妙に距離がありすぎて行く気になれない…。と言う事で「トースター」でチャレンジしてみました!1度だけチンッすれば完成という訳ではなかったので色々と面倒かもしれませんが何とも…。
まずは不要となったランナーを5mm程度にカットします。平たいタグ部分も一緒に細かく刻み込んでも問題なしです。イメージとしては一緒に溶けてしまうので
全く気にする事はありませんよ〜。試してはいませんが「最初から長い棒状態」でも作れそうな気がしましたが…。見よう見まねで試しながら実践したこともありまして…。
使用しているのは「軟質素材のBANDAIカスタマイズエフェクト」となっております。プラ板が完成したら簡単にハサミでも加工出来る優れ物です。※原料はPSです。
お皿代わりなる材料はアルミホイルとなっており、適度な大きさに切り取って先程のランナー粒を中心部に敷きつめます。ポイントとしては何度か繰り返す工程となっており、
ちょっとくらいの隙間ならば問題ありません。一度では必ず隙間が出来てしまうので後から埋める為に分量的には「7割程度を使用」して残りの3割は絶対に残して下さい!
次は重要なポイントとなる温度設定及び時間についてです。使い始めは器具本体が冷え切っているので「タイマーは3分間」の温度は200度に設定しました。
取り出す時には熱々なので直接手で触れない様に気を付けましょう。あ、忘れてた!こちらの作業を始める前にいくつかの道具が必要なので事前に準備をして下さい〜。
取り出してみるとあれだけランナーを敷き詰めても画像の様にバラバラになっています。更に「このままでは厚みが均等では無い」ので、大急ぎで平たい物を下に敷いて
左右には厚みを調整するガイドをセッテイングしたら「その上にアルミホイル+平たい物」を合わせて上から押さえつけます。またまた書き忘れた!アルミホイルは上下共に
あえてクシャクシャにしてデコボコの模様を付けています。今回、紹介する方法では「シワが全くない綺麗なツルツルの表面」は作れないのでご了承ください。
平たい物は木材となっており、ガイドについては1mm?くらいの厚紙を使っています。当初は金属製のステーを使用しましたが2mmと厚く更に薄くしたかった事もあり…。
前者の方法では薄くなるハズが逆に厚みが増してしまった…。とりあえず今回の改造パーツとしては厚みがあっても問題ないので…。現段階では薄く作る事は不可能でした。
次に目立つ隙間にランナー粒を追加して、サイズ的に小さい様であれば周辺に敷き詰めます。2回目の温度は一緒のままで「タイマーだけは1分程度?」で時間を短く設定する事!
試作段階では2分でも問題ありませんでしたが、不思議と2回目では大失敗してしまったので…。ランナーが溶け出す状態は「表面に艶が増し部分的にくったり」としている事。
こちらが失敗例となっております…。部分的に焦げて茶色く変色+ドロドロになってしまったのでアルミがベッタリと付いてしまった…。適度なタイミングで
取り出しても場合によっては残ってしまうので後から剥がしました。何ともタイマー設定が厄介であり、失敗以降は窓から様子を伺いながら取り出しました。
こちらは新たにランナーを刻み込んで作り直した画像となります。この形状から使いたい適度なサイズで切り取ったら最後にもう一度温めて表面の艶を出しました。
時間的には20秒くらいだったと思います。毎回、プレスした後は全体的に艶が無くくすんでいるので最後の仕上げが必要でした。長過ぎると溶け出して広がってしまうので注意!
さて、当初は「無加工ランタータグのみ※画像左側」でしたが、どうしても一部分が欠けてしまうので自作してみようと考えました。左から二番目は試作品であり薄いバージョン
となっており、三番目とは厚みが異なり色味と言うか輝きが違っていたので揃える為に新しく作り直しました。個人的に作ってみた感想としては汎用性が少ないので次回は…。
補足として「細長い棒状の硬質ランナー」でも実験してみました!あまりにも気になった事もあり、先程のように透明で無いので完成品のクオリティーが見てみたかったので…。
加熱してから約1分後には大きな変化があり「6本のうち1本だけ」が曲がって来ました。更に数十秒後には全てが反り返ってしまい、このままでは板状にまとめる事が困難…。
結局のところ「失敗作」となってしまったので、普通に細かく切り刻んで同様の手順で完成させました。ランナー追加分との差が激しく均等に溶けていない様な気がしますね〜。
鉄製のステーを使用したものの「厚さは3mm」と、かなり分厚いので加工するには大変かもしれません。先程の様に柔らかくはないのでハサミで切るとひび割れてしまい…。
今回は全て家にあった物を利用した事もあり「実質的には0円」で完成となりました。問題点としては薄く作れなかった点と表面が滑らかでは無いので使い道が
限定されてしまうと思いましたね〜。ガンプラでは分かりませんが30MMのレギュレーションガイドでは、原則キットランナーの加工はOK、
キットの原型がほとんどなくなるような加工が施された作品は応募を受諾しかねるとありました。ノーマルパーツを溶かした訳では無いので問題ないかと思われますが…。
追記:第7弾のカスタマイズミッションズでは問題なく「ユーザー作例紹介」に掲載されていました。念の為、ツイッター投稿には詳細を書き込みました。
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