今回はバンダイのパーツセパレーターをレビューいたします!間違えて組み立ててしまった時に、パーツを傷つけず分解できると言う便利な道具となっております。個人的には何度も組み換えながら
遊んでいる事もあり、前々から専用の商品が欲しいと思っていました。すぐさま買いに行って来ましたが新商品を取り扱う棚には並んでいなかった…。
発売日 2022年 5月21日 価格/¥330
しかし、塗料や道具類などが置いてあるラックには沢山残っていたので無事にゲット出来ました!パッケージにある「バンダイ スピリッツのオフィシャルツール」との文字が何ともたまりませんね〜。
裏側には「ご使用前に必ずお読みください」と書かれておりましたが、特別に注意する点はなかったもののシッカリと確認しましょ〜。更に小さな取説も付属されており、基本的な使い方が掲載されているので
要チェックだと思いました。パーツの分解:一気に開けずに複数箇所から少しずつ開くなど。まずはパーツセパレーター本体の各部分を詳しく掲載したいと思います。手に平に程よく収まるサイズ感となっており、
こちらの3mm棒部分はポリキャップPCの潰れ防止等に使用いたします。先端部は細く更に平になっているので「隙間に差し込みながらパーツをこじ開ける」扱い方にも対応しておりました。※長さは約10mm
おまけ的な要素として「3.0 3.5 4.5」mmの穴が空いておりサイズを確認する時に使えるかもしれませんね〜。欲を言えば「0.5mm刻み」で更に多くの種類に対応していると扱い易い部分だと感じました。
各所にモールドが刻まれているのでデザイン性としては美しく、また部分的に滑り止めとしての効果も期待出来るのでクオリティーは高いと感じました。カラバリは無く青色だけなのでもしかすると増えるかも?
こちらからは各種プラモデルで実際に試してみました。まずはガンプラからとなっており、部品同士のつなぎ目にはほぼ隙間が無い事もあり、ヘラの部分をいくら差し込んでもパーツを分解する事は難しい!
とりあえず刃先が入る隙間を探して徐々に広げながら使うのが基本となっております。場合によっては最初に指先でこじ開けてから、隙間を更に開きツールを使用する流れでもOKです。とりあえず刃先及び
3mm棒部分が入らないとほとんど使えないので「評価としては△」とさせていただきました。ちなみに両者ともに傷等のダメージは確認出来なかったので安心かと思われますが…。使い始めたばかりなので…。
時折、ポリキャップが上手く差し込めない時に竹ひごで代用しておりましたが…。先端部分は丸く削られている事もあり、がっちり力を込めて押し込めるので「評価は○」となりました!※硬く破損する確率は低い?
続きましてバンダイの30MM(30ミニッツミッションズ)についても同様であり、こちらは凸凹のはめ込み箇所が少ないと感じているので指先で外す事が多いと感じております。ただし、機体&装甲部品の場合。
画像のように直接つなぎ目に押し当ててしまうと開くもののダメージあり!※エッジ部分が潰れる。先に腕の差し込み部分の隙間に3mm棒で隙間を確保しながら徐々に取り外すのが無難だと思いました。
以前から問題だったのが「Cタイプジョイントの接続部分」だと思いましたね〜。パーツによっては短く指先で掴む事も厳しいと感じており、何か細くて平らな物で「あてがいながら押し出す」事が出来ないかと…。
残念ながら「使える箇所と使えない箇所」があるので微妙かもしれません。更に薄く長い形状であれば最適なのですが…。しかし、強度的にも問題があると感じるのでこれ以上細くは作れないかもなぁ〜。
こちらからはコトブキヤ関連のプラモデルで試してみました!ヘキサギアについては場合によって装甲パーツに使えるとなっており、かなり頑丈なフレームについても同様の結果となりました。※意外と隙間が多い。
余談となりますが専用のパーツリムーバーが発売されているものの、店頭で全く見かけた事がないので「六角棒レンチ5mm※KTC製」を代わりにしてヘキサグラムPCを押し出す際に使っております。
フレームアームズについても使えたり使えなかったりとなっており、やはり基本は隙間を広げつつ部品を外すのが鉄則となりました。差し込み口が硬かったり緩かったりと極端な箇所が多いので悩ましいかも。
美少女プラモデルでも何か使えないかと探してみましたが…。各パーツがとにかく小さいので出番は少ないと感じましたね〜。30MS(30ミニッツシスターズ)の素体一部ならば役立つ事が判明いたしました!
手脚にある長方形の凹(装甲パーツを差し込む穴)ならば楽々と分割する事が可能でした。しかし、滅多に取り外す事がないので必要ないかもしれませんが…。頭部パーツにも使えそうで合わなかったしなぁ〜。
メガミデバイスについては全く使える箇所がなかったので「評価は×」となりました…。強いて組み換えする箇所と言えばヘッドパーツ&ハンドパーツくらいなので…。リアハンガーでもサイズが合わないしなぁ〜。
最後に食玩アニマギアでも…。最低限、ニックカウルとボーンフレームの隙間に差し込み事が出来れば…。感想としてはメインとして使える場面が少ない事もあり、サブ的なポジションとしては出番があると感じました。
以前からマイナスドライバーが主軸となっており、時折ラジオペンチを使っているのが現状となっております。前者については先ほどのCタイプジョイントをテコの原理で扱うと簡単に取り外す事が可能となります。
後者についてはピン状の突起部分を引っ張る(布を挟んでキズ防止)や、閉じた状態で隙間に差し込み広げて隙間を確保するなどの使用例となっております。総括するとバンダイのパーツセパレーターは
「重宝するのでおすすめです!」とは何とも言い難いと思いました。値段的に手が出しやすいのでお試しとして購入する事もありかと思います。あくまでも個人的な感想なので扱い方によっては有難いかもしれません。
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