ヘキサギア インセクトレッグのブースターパック008をレビュー!

2023/12/20

コトブキヤ ヘキサギア

ヘキサギアのインセクトレッグ

ヘキサギア再開、第2弾はブースターパック008のインセクトレッグをレビューいたします!商品としては6脚の多脚戦車が再現出来るキットとなっており、汎用性は感じるものの全てのユニットをバランスよく組み込むには意外と大変かもしれません。

何を試すにも組み立てて完成させる訳ですが、ランナー数は11枚となっておりヘキサギアのプラモデルとしては普通かもしれません。しかし、同じ6個のユニットを作るのは個人的にも飽きてしまい完成時間は休憩を含めて約4時間となりました…。

ヘキサギアのインセクトレッグをレビューする

コトブキヤには申し訳ありませんが苦行だと言わざるを得ませんね〜。当初はパーツ構成を覚える為に1セットだけ先に作ってしまい順々に完成させる予定でしたが、思ったよりも気を付けるポイントが多かったので取説通りに進めました…。

ヘキサギアのインセクトレッグサイズ

組み立てながら感じた事は「とにかく可動する箇所が多い」のでビックリしました!画像にある1ユニットだけでも7箇所?となっており、あまりにも多過ぎてよく理解しおりません…。左右だけではなく回転するポイントもあるので凄すぎる!

ヘキサギアのインセクトレッグ長さ

気になるサイズ感と言いますか真っ直ぐ伸ばした状態で全高約160mm(差し込み部分は除く)となっており、ガバナーと比較してみても長さが際立っているかもしれませんね〜。流石にこの状態で機体に組み込む事は少ないと思われますが
部分的に関節を曲げた標準形態では約110mmとなっており扱い易いと感じるかもしれません。しかし、インセクトレッグの6本を付け加えると話は別であり迫力満点のボリュームアップとなりますから!※全てを使い切るのではなく2本及び4本でも使える。

ヘキサギアのインセクトレッグ/パーツ構成

こちらでは簡単に各パーツの特徴を紹介いたします。余談となりますがパーツによっては差し込み加減に大きな差があり、部分的に硬く力一杯押し込まないとハマらないので途中から指先だけに疲労感がありましたね〜。※場合によっては簡単にハマる。

ヘキサギアのインセクトレッグ組み立て

意外と重要となる組み換えによる差し込み先端部の形状は六角形となっており、円形とは異なり向きをガッチリと固定出来る利点はあるものの逆に向きが決まっているので…。平たい面が上となっており、角のある部分が上だと対応していないのが…。

ヘキサギアのブースターパック008

先ほどのパーツとコチラの中間ユニットとの接続についてはヘキサギアではお馴染みの5mmとなっておりますが、このポイントだけはパーツを選択し穴のサイズを変更できる仕組みとなっておりました。※画像ではひざ部分を最大限に曲げている。

ヘキサギアのブースターパック008をレビュー

付属されている交換可能なパーツは3mmと4mmとなっており、またまた何故にコチラだけが選択方式となっているのか深く考えてしまうなぁ〜。前者については想定内の

ハードポイントとなっておりますが、後者の4mm穴については以前も紹介しましたがメガミデバイスの太もも接続と同じ大きさ…。前者は二の腕接続も出来るので参考に!

ヘキサギアのブースターパック008ジョイント

今回のブースターパック008にも隠れ要素がありましたね〜。スネ辺りにあるユニットの内部にはヘキサグラムに対応したベースが使用されており、更に上部には3mm凸付きとなっておりましたが分解して個別に取り扱う必要性があるので微妙かもなぁ〜。

ヘキサギアのブースターパック008可動域

次にかかと部分と言いますか更にユニットを接続するパーツ表面には上下を固定する装甲部品で連結するとなっております。パーツを取り外して外装パーツとして活用するには良いアイデアかもしれませんが、何ともギチギチにハマっているので何とも…。

ヘキサギアのブースターパック008車輪

最後となる車輪ユニットについては「コチラも可動域が多い※3箇所」ので何が何だか分からなくなってしまうかもしれませんね〜。混乱してしまう理由としては、全ての足を地面に接地させる際に何処の部分で調整すればいいのか困ってしまう為です。

ヘキサギアのブースターパック008とブイトール

ブースターパック008のインセクトレッグレビューは一段落として、ここから何に使えるのかを安易ながらも考えてみましたよ〜。まずは取扱の終盤に掲載されている作例の

ブイトール+背面部分に装備されている大きな翼ユニットを再現してみました!想定内となるデカい&重さがあるので機体によっては似合う及び似合わない事があると感じました。

ヘキサギアのインセクトレッグで翼を作る

作り方は簡単で5mm凸凹同士を繋ぎ、後は「バランスよく各ユニットを広げるだけ」となっております。問題点としては素体に装備させる際の差し込みベースが無い事ですかね〜。

ヘキサギアのインセクトレッグと多脚ユニット

更にバルクアームの多脚仕様にも挑戦してみましたが、何度も組み換えている為か各関節が緩くなってしまい自立させる事が難しくなってしまった…。※左右に開いてしまいベタッと崩れてしまう。コチラではコトブキヤの台座にて本体を支えております。

ヘキサギアのインセクトレッグとバルクアーム

組み込み方としては脚ユニットを「左右を入れ替えてから前方部へと折り曲げてコンパクトにまとめる」となっており、腕側面にある六角形穴にインセクトレッグを差し込むだけ!

しかし、接続面的にも奥まで差し込めず更に4脚までが限界だったので何とも言い難いかもしれませんね〜。先ほどの問題点についてはジョイントパーツで補強するのもありかも。

ヘキサギアのインセクトレッグでミキシングする

さて、前置きは終了として本題となるオリジナルの作例コーナーとなる訳ですが、何とか仕上がったと言った感じとなりましたね〜。ならべく大型よりも中型の機体を作りたかった事もありサイズ感としては個人的にも満足しております!

ヘキサギアのインセクトレッグでカスタマイズ

普通に四方八方に付け加えてしまうと無駄(何も無いスペースが目立つ)に広がってしまい、まとめる事が難しいと感じたので「あえて密集させてコンパクト」に仕上げてみましたよ〜。とりあえずガバナーも配置出来たので最低限の形にはなったかも。

コトブキヤ ヘキサギアのインセクトレッグ

毎回のことながらもポージングなどのアクション性は皆無なので棒立ちが基本となってしまったのは仕方がありません…。前回と同様に今回も様子を見ている段階なので3キットベースによる本格的な組み換えについては少々お待ちください。

コトブキヤ ヘキサギアのブースターパック008

微調整するにも何処かしらが外れてしまうのでイラッとしてしまう事が多々ありまして…。更にインセクトレッグ自体、思ったよりも3mm穴が少なく拡張性が乏しいのでパーツを盛り盛りに付けたくても…。各1箇所だけでもヘキサグラムは欲しかった!

ヘキサギアのブースターパック008画像

ウェポンを差し込んでいる3mm凹には出っ張りがあるので、短い凸ジョイントパーツだと甘くなってしまう難点がありました…。何故に凸型のダクトを付けてしまったのか…。

ヘキサギアのブースターパック008とロードインパルス

本体のベースとなっているのはロードインパルスとなっており、前脚部分のみプレートパーツの向きを変えているだけとなっております。後脚部分については側面にある5mm穴にて接続をしております。※後方部のみ逆付けとなっておりますでご注意を!

ヘキサギアのブースターパック008作り方

これだけでは何の変哲も無い4脚になってしまうので「後から外側に2脚を付け加える」事で完成形となります。※微妙に外側に広げる事が可能なのでバランス調整をする事。

ヘキサギアのブースターパック008アレンジ方法

当初のプランとしては画像にある高速移動に特化した車高が低いタイプとなっておりましたが、フロント部分だけが完成しリア部分だけはどうしても付け方が思い浮かばずに諦める流れとなりましたね〜。見た目的にもカッコいいので何とも捨て難い!

駆動部分だけではなく思ったよりも様々なユニットとして使えそうだったので、使い勝手としては現段階で未知数ながらも遊び甲斐のあるプラモデルだと思いました。

またまた余談となりますが、バンダイに続きコトブキヤ公式サイトでも「取扱説明書閲覧サービス」がはじまりました!※お知らせ/サポートから取扱説明書一覧をクリック。しかし、ヘキサギアは掲載されていないので今後に期待しましょう〜。