東京都台東区にある上野公園および周辺を散策する際には特にコースを決めず自由気ままに散歩するのがおすすめだと思いました。大人になってから改めて訪れてみると子供の頃には感じた事がない良い刺激を受けた事もあり何度も通うくらい一時期ハマっていた観光地の
1つでもあります。久しぶり上野公園に訪れた時には事前に公式マップ等で見どころを確認しておりましたが、意外と適当に歩き回ってもそれなりのポイントには辿り着く&人それぞれ興味のある内容は異なるので「あえてルートなどは紹介しておりません」のでご了承ください。
世界文化遺産に登録されている「国立西洋美術館」は建物内に入らなくても前庭に展示されている有名な彫刻作品(ロダンの考える人など)を無料で拝見可能となっております。展覧会や企画展の内容によってはビックリするくらいの行列が出来て混雑している事があります。
こちらの画像は敷地内の中心部に配置されているオーギュスト・ロダンのカレーの市民となっておりますが、右側に配置されている作品は「見上げるように眺める巨大な地獄の門の重苦しい威圧感」が伝わって来ました。時間的に逆光となってしまったのでうまく撮影できず
位置的に奥まった場所にある「上野東照宮」の参道には規則正しく並んだ灯篭(石製/銅製)が何とも言えませんでした。金色に輝く社殿は見応えありとなりましたが、特に海外からの観光客で賑わっており場合によっては順番待ちで記念撮影するスポットとなっておりました
少しだけ離れた場所(参道から外れている)にある「お化け燈籠」だけは違和感ありとなりましたが、案内板によると高さ6.06mの巨大で その大きさゆえに呼ばれていると書かれておりました。冊子およびパンフレットには特に掲載されていないトーテムポールなどがあり
意外な発見も多々あるので思ったよりも個人的には散策し甲斐のある公園だと感じました。大きな通りを歩くだけではなく複雑に入り組んだ細道へ進むと意外なモノが隠れています。
敷地内からは「旧寛永寺五重塔」を拝見する事が出来ましたが、動物園内に建っているので何とも言い難いかもしれません。※開園時間は9時30分から17時まで:入園料は¥600
神社仏閣に興味があった事もあり上野公園内にある「花園稲荷神社と五條天神社」にも立ち寄ってみました。ほぼ隣に位置しているので探す事なく辿り着けると感じました。目的としては狛犬および石仏となっており、後者だけは写真に収める事が難しいので諦めました。
2016年に閉園となった「上野こども遊園地」の跡地はコンクリートで舗装された広場になりました。こちらの写真は取り壊す前にギルギリ間に合ったといった感じであり、既に立ち入り禁止でしたが遊具だけは綺麗に残っていたので…。数年間の間に色々な物が消えました…
地図上では一番、南側に位置している出入口には「カエルの噴水 ※袴腰広場」があり迷わずシャッターを切りました。小さいながらも存在感はありました。近くには卵型の上野恩賜公園の記念碑もあるので気になる方は忘れずに。※撮り歩きをプランに組み込んでおります。
意外と知られていない穴場的な「国民栄誉賞の手形」も割と近くに置かれているので良く確認しましょう。※数メートル程進み左側にあります。見逃してしまうほどポツンとありました。
定番の撮影スポットながらも何度も写真に収めている「西郷隆盛像」は、季節や天候によって大きく写り具合が変わってしまうので意外と大変だと感じる被写体かもしれません。掲載しているこちらがベストショットとなっております。空と風景も一緒に構図として考えました
園内には銅像および彫刻関連も数多く配置されており、こちらの「みどりのリズム/上野グリーンサロン(レストラン)の左側」を知っている方はかなり少ないと思っております。※小松宮彰仁親王・野口英世・ボードワン博士など。余談としてパンダ柄の郵便ポストもあります
こちらは「天海僧正毛髪塔および供養塔」となっており、普段から鉄柵の扉が閉まっており立ち入る事が出来る時間?季節があったような気がします…。一度だけ扉が空いていたので近くで拝見する事が出来ました。後から調べてみたものの納得の出来る答えは見つからず…
華やかに感じる「上野大仏とパゴダ」は一昔前では寂しい印象がありました。東京都にある大仏とは何とも珍しいかもしれませんが「お顔だけのレリーフ」だけなのでご注意ください
こちらの「東京都美術館」にも立体作品/野外彫刻が数多く並んでおります。本来は展示会を「見終わった後」の流れだと思いますが拝見して来ました。お気に入りは、銀色の球体に映り込む景色が魚眼のように見える「my sky hole 85-2 光と影:1985 井上 武吉」です。
個人的に上野公園と言えば「東京国立博物館と国立科学博物館」だと感じておりますが、散策する計画に組み込んでしまうと思ったよりも時間が掛かる事もあり何とも言い難いかもしれません。別の日に訪れておりますが、所要時間はそれぞれ約2時間くらいなのでそれなりの
体力は必要だと思っております。旅行の際にも立ち寄っていただきたいおすすめとなりますが、ササっと早足で歩き回り短時間で見学するには勿体無いので難しいかもしれませんが…。見どころなどについては別記事にて詳しく紹介しておりますので参考にしてください。
こちらの「清水観音堂 ※画像は月の松」は京都にある清水寺を模した舞台造りとなっており、それなりの高い場所(ちょっとした高台)から開けた風景を楽しむ事が可能でした。
先ほどのお堂から見えた景色は「不忍池」となっており、蓮の花も意外と有名なので開花時期に合わせて訪れる事も考慮しましょう。※見頃は7月初旬から8月下旬まで。ただし、早朝に咲き始めてお昼頃には閉じてしまう特殊な花なので時間帯が合わないとハズレ感があり…
流石に一人で乗るには何とも言い難いので「スワンボート」は遠くから眺めて終了。特に深くは考えず気になった情景をカメラに収めてみる。高層ビルとカラフルな乗り物の組み合わせ
池の中心部には「弁天堂 」があり何とも不思議な宇賀神様が配されておりました。更に拝殿には巨大なしゃもじがあったりと新鮮味がありました。意外と人の流れが多いと感じました
さて、こちらからは上野公園の周辺について紹介したいと思います。蓮池の南部にある野外ステージから徒歩で約5分くらいの距離にある「湯島天満宮」は無数に奉納されている絵馬に圧倒されました。学業成就&合格祈願として有数のパワースポットとなっておりました。
定期的に展示されている仏像が変わり拝見出来る「びわ湖長浜 KANNON HOUSE ※入館は無料で撮影が可能でした」は既に閉館となりました…。かなり穴場的だったので残念です…
上野駅の北側に位置する「両大師橋」は複数の路線や電車が見られるスポットとなっておりました。あえて走っていない線路だけを収めてみましたが地形がかなり際立つ1枚となりました。
買い物客で賑わう「アメ横」とは異なる人通りの少ない開店前に訪れてみましたが商店街の生活音は激減し、ここまで人の気配を全く感じない景色には違和感ばかりで困惑しました。
天地がひっくり返るように見える場所は「地下食品街入り口」の真上にあります。数枚の鏡に映っているだけですが上下左右が分からない妙な感覚がありました。それにしても随分とお店の雰囲気(飲食店ばかり)が大きく変わってしまったので昔ほど魅力的ではないかも。
ネタ的に古いかもしれませんが東京都内で目撃情報が相次ぐ「都市伝説的な謎の力士シール」を発見しました。今更、残っていないと思いましたが3箇所にて貼ってあるのを確認。
上野駅の東側にある「ペデストリアンデッキ」から眺める何の変哲のない道路も気に入っております。部分的なエリアでの再開発は進んでおりましたが いずれか大きく様変わりしてしまうのかもしれません。西日が傾いて大半が影になってしまうタイミングがベストかも…。
曇り空だとこのように陰影がはっきりと写り込まないので…。すっかり風景の撮影方法となってしまいましたが少しでも参考になれば嬉しいです。書くことが無くなってしまったので…
公園口の現在は横断歩道が無くなり随分と人の流れがスムーズとなりましたが、以前は写真の様に赤信号の度に流れが止まってしまう事が多々ありました。大々的な変化はあまり無いものの少しずつ変わって来ているので何気無い場面もシャターを切る事を心掛けております
桜の咲く花見の季節や噴水前広場にて定期的に行われているイベント&フェスの期間は特に混雑しているイメージがあるのでのんびり出来ないかもしれませんが、園内は広く思ったよりも分散しているので気軽に楽しめると言わざるを得ません。※個人的な感想となります。