国立科学博物館の見どころを写真40枚で紹介!大人1人でも楽しめる。

国立科学博物館の見どころ

上野駅公園口から徒歩で約5分にある「国立科学博物館の見どころ」を写真40枚を掲載し紹介いたします!イメージ的には「子供達が楽しく学べる」学習の場だと想像しておりましたが、大人1人でも十分にトキメキを感じられる博物館でした。

常設展示の入館料金は630円となっており、休館日については毎週月曜日(年末年始)・開館時間は9時から17時(入館は16時30分まで)となっております。ちなみに所要時間は「約3時間弱」となっておりのんびりと見学して来ました。

国立科学博物館に展示されているSL D51型

外観にも見惚れながらも入り口には黒光りするSL「D51型・231号 蒸気機関車」がお出迎えをしており、昭和11年製造(昭和50年休車)優れた性能から日本国有鉄道で当時もっとも多く使われデゴイチの愛称で親しまれたとありました。

国立科学博物館は大人1人でも楽しめる

更に「大型鋳造地球儀(知恵のふくろう)」もあり、国立科学博物館の館内を早く見たい気持ちを抑えて余すことなく拝見する為にも素通りしない様に!※大型の美術品や造形物を作る際に使われるフルモールド鋳造にて作成。

国立科学博物館の日本館

事前に国立科学博物館のフロアマップをある程度確認していましたが、早々に現在位置が分からず混乱してしまいました。予定では1Fから順に上へと進むと考えていたので、スタート地点となるチケット売場がB1Fの地下だったので勘違いをした為です。

気を取り直して1階に移動いたしました。余談として館内での撮影は「撮影者本人が個人的に使用する場合に限り原則として自由」とあります。また撮影禁止の表示があるモノ(動画/映像)・一脚・三脚・自撮り棒の使用、フラッシュ等の光を発するなど
2つの大きな建物で構成されているので見学するルートは日本館(B1Fから3F)から始まり、地球館(B3Fから3F+RF)に移動するとなっております。特に1階付近とミュージアムショップ(お土産)は混雑しているので後回しにする事も検討。

国立科学博物館にある携帯用日時計

落ち着いた照明と雰囲気の中で、一際目を引く「携帯用日時計」を見つけました。現代にあるスマホの様なサイズ感とスタイリッシュなデザインに一目惚れをしてしまった。何とも魅せ方が素晴らしい!

国立科学博物館/ネオルネサンス様式の階段

昭和6年(1931)に完成した日本館の建物は、中央ホールを起点に左右に展開する北翼と南翼の飛行機型デザインとなっておりました。今回はこちらの階段で各階の上り下りをしました。

国立科学博物館にあるステンドグラス

移動する最中に踊り場から観賞するステンドグラスは、日の光が差し込み輝かしい一面を拝見出来る場所となっておりました。※画像は上層階に配置されている半円形

国立科学博物館/大昔の日本人の暮らし

2Fにあるこちらのテーマは「日本人と自然」とありました。気の遠くなる様な長い歴史があるからこそ今がある訳ですが、この先の未来は都市伝説みたいな進化が起こるのだろうか…。

国立科学博物館に展示されている骸骨

今でも髑髏に興味津々なのは、男ならではのロマンが存在するからだと思います?カッコいいなどの強い象徴的な存在であり、意図的に写真の枚数が増えておりました。

国立科学博物館に展示されているドクロ

毎回の事なのですが、最初はジックリと構えて撮影するものの最後は疲れてしまうので未だにペース配分がつかめていません。単純に感覚よりも考え方次第かもしれませんが…。

国立科学博物館を見学する

楽しみ方は十人十色かもしれませんが自分の好きなジャンルやテーマをじっくりと鑑賞しながら、あまり興味のない部分はサラッと流す程度で十分かもしれません。展示物は多いので滞在時間の事を考えると意外と重要です。

国立科学博物館に展示されている金魚

やはり1つ1つの解説を読みながら国立科学博物館の館内を回る事は難しく時間的にも余裕はないと感じました。今回は数回訪れる事を想定しているので、まずは全体を把握す事に専念する事にしました。※あくまでも予定です。

国立科学博物館に展示されている忠犬ハチ公

渋谷駅の待ち合わせ場所でありシンボルとしても有名な銅像、更に近年では世界的に日本犬ブームの主役だと感じる「秋田犬:忠犬ハチ公」になります。

驚く事にリアルに作った造り物では無く「本物」だと知った時には衝撃的でした。近くには無人の南極昭和基地でタロと冬を生き延びた「カラフト犬ジロ」の姿もありました。

国立科学博物館に展示されている剥製の鳥

普段から目にする鳥達と言えば、中小型のカラス・スズメ・ハトくらいでしかありませんが、色とりどりの姿と種類多さに自然の豊かさを感じる事となりました。

国立科学博物館にある建物の吹き抜け

左右のエリアを行き来する間に位置する「吹き抜け」の巨大な空間は、壮観の景色で美しく天井部分を見上げると四方から差し込む柔らかな光が印象的でしたね〜。

国立科学博物館の画像

3Fには海中の生物が所狭しと数多く展示されており、魚類だけでは無く貝や蛸などとの幅広いさに関心がありました。こちらも作り物ではなく剥製なのかもしれません?

国立科学博物館に展示されている鉱石

鉱物コレクションエリアでは、滅多に見られない隕石もあり鉱石好きにはたまらないかもしれませんね〜。流石に日本最大級のコレクションとあって、1つの部屋を囲む様に並んでいる魅せ方に脱帽でした。※櫻井コレクション

国立科学博物館のフタバスズキリュウ

思わず息を飲む「フタバスズキリュウ」の化石は大胆にも天井からぶら下がり、見る者を感動させる事と力強さを表現していると思いました。※主要部の実物標本と骨格全体のレプリカ

遥か遠い昔に実在する生物だと実感する事は出来ませんでしたが、タイミング的にも空いていたのでジックリと観察する事が出来ました。正面側だけではなく左右からも観察する事が可能でした。

国立科学博物館の階段吹き抜け

次の建物に移動するためにカフェがある地下1階まで戻る事にしました。※画像はフーコーの振り子(地球の自転を実感できるとあります)を上の階から見下ろした状態です。

国立科学博物館の地球館

ここからは「地球館」となっており、こだわりを感じるレイアウト方法はアート的でお洒落でもあり映えスポットと呼べるかもしれません。雰囲気的にはれっきとしたデートスポットとなっており、ある意味では「東京の穴場」かもしれません。

国立科学博物館/海洋生物学の展示

1Fのテーマは「地球の多様な生き物たち」とあり、天井部分の高さのある場所から壁一面にわたって無数とも思える展示物を見学する事が出来ました。※海洋生物の多様性

国立科学博物館の写真撮影

奥にある「系統広場」には、照明による演出が素晴らしく床までもが光り、リズムを刻んでいるかの様な印象がありました。堅苦しい雰囲気だと思っておりましたが、すっかりと博物館のイメージが覆り気軽に足を運べる場所だと感じました。

国立科学博物館のマッコウクジラ骨格

中心部分には「マッコウクジラの骨格※上部から吊るされている状態」や世界最大級の「ダイオウイカ」などの姿があり圧倒されました。あまりにも大きいので驚きましたね〜。

更に生々しく「ゾッとした標本」だったので写真は撮りませんでしたが、ミンククジラの小腸に寄生するおびただしい数の「鉤頭虫」には鳥肌が立ちました。苦手な方はご注意ください。

国立科学博物館/真空管ボード

2Fでは「真空管ボード」が魅力的に光り、一種のアート作品を見ているかの様でした。種類としては、送信管・表示管・X線管・撮像管・ブラウン管・受信管とありました。見慣れない物ばかりとなっておりましたが、見応えを感じる内容でもありました。

日本のOBS(自己浮遊型海底地震計)

円形の物体はOBS(自己浮遊型海底地震計)とあり、英文字と数字だけの表記に心が惹かれてシャッターを切りました。自分好みの被写体が多かったので大変興奮いたしました!

国立科学博物館/ロケットエンジンLE-5

テーマは「科学と技術の歩み」とあり、メカメカしい展示ばかりだったので個人的には好きなエリアとなり長い時間留まっておりました。※画像はロケットエンジンLE-5

国立科学博物館/零戦の展示

大きな技術の発展とともに作られた「零戦」だと思いますが、昔の歴史を考えると複雑で言葉が見つかりませんでした。※パプアニューギニアのラバウル沖で発見されたとあり。

旧国鉄みどりの窓口の販売端末

スポットライトの効果でしょうか、何ともシュールな姿に見えたのが「旧国鉄みどりの窓口の販売端末」になります。背景は黒々と写っていますが、巨大なコンピューターが数基並んでいました。※1960年開始の座席予約システムMARS-101

国立科学博物館の楽しみ方

全くわからない機械及び装置も歴史を感じる古いモノがメインだったので個人的には飽きる事なく堪能いたしました!こちらも各階はそこまで広くはないので迷う心配はありません。

国立科学博物館にある動物の剥製群

3Fではトップ画像にある「115体の動物の剥製群」がメインとなり、生き生きとした表情を拝見する事が出来ました。奥まった場所では遠過ぎて見えない事もありましたが、通路の先には数段の階段があり高い場所から眺める事が可能です。

国立科学博物館にあるコンパス

隣接しているのが「親と子の探検広場コンパス」になりますが、主な対象は4から6歳のお子様と保護者となります。階層によっては学生ばかりだったので困惑する事もしばしば…。

国立科学博物館にあるハーブガーデン

こちらは屋上RFにあるハーブガーデンの庭園となりますが「エスカレーターでは行く事が出来ないのでエレベーター」となります。※待つよりも階段の方が早く上がれました。

国立科学博物館屋上にあるスカイデッキ

スカイデッキでは風景を眺めながら休憩可能で、更に線路側ではガラス越しになりますが上野駅周辺の街並みを撮影出来ます。※薄れておりますが左上にはスカイツリーも写っております。

国立科学博物館の踊る骸骨

一気に階段を下り地下となる「B1F」にやって来ました。時間が気になったので確認すると既に2時間半以上が経過しており、割と急ぎ足で見て回ったものの魅力のある展示品の数々には勝てませんでした。※それでも想定の範囲内

国立科学博物館にある恐竜の全身骨格

やはり国立科学博物館の目玉とも言うべき恐竜「ティラノサウルスの全身骨格」は、多くの人集りがあり人気の高さを感じる事となりましたね〜。迫力に圧倒されながらも全く動いている姿が想像出来なかったので不思議な感覚…。

国立科学博物館の写真

向かい側には「トリケラトプス※レプリカ」が配置されており、こちらも大き過ぎて全体像を収めるには大変かもしれませんね〜。あえて部分的に寄せて撮りましたが、小さく写ってしまうよりかは正解かもしれません。

東京上野にある博物館

B2Fでも同様に骨好きにはたまらない場所かもしれません。向かい側には椅子が設置してあるので、座りながらカメラに収めました。どうしても中腰の体勢では、歪んだりブレ気味になるので助かりました。

スーパーカミオカンデの光電子増倍管

最後はB3Fとなりましたが、法則・宇宙・物質などの小難しいサイエンスエリアだと思いました。普段では決して触れる事は殆ど無い装置や計測器などがあり新鮮味がありました。※画像はスーパーカミオカンデの光電子増倍管の1個

国立科学博物館はデートスポット

流石に終盤は疲れてしまい集中力は無くなってしました…。館内全てを1日で余すところなく見学する事は可能だと感じましたが、ある程度のコースの段取りを計画してから来館した方が楽しめるかもしれません。

国立科学博物館の料金/入館料

こちらは屋外展示の「シロナガスクジラ※体長30メートル/体重150トンの/雌のシロナガスクジラ原寸大模型」となっておりますが、出口側なので帰り際に立ち寄っていくのがおすすめだと思いました。国立科学博物館のシンボル的な存在!

感想としては非日常的な刺激をひしひしと感じられたので良い気分転換(家に着いた時には疲れが吹っ飛んでいる)になりましたね〜。見どころについては人それぞれだと思うので、何とも言えませんが少しでも参考になれば嬉しいです。