ガンプラを撮影!背景はアルティメットコンテナで格納庫に。

2021/02/18

30MMミッションズ ガンプラ ダイソー

ガンプラを撮影する

ネタ的には古いかもしれませんが、ガンプラをカッコ良く撮影できる100均ダイソーのアルティメットコンテナを買って来ました!特徴的な穴が数多く空いている事もあり

不思議と格納庫に見えるので使い方次第では大きく化ける商品だと思いましたね〜。もちろん、収納ボックスとしてはおしゃれであり噂どおりのアイテムでした。

ダイソーのアルティメットコンテナ

購入したのはミリタリーカラーのカーキをチョイスしましたが、もう一色のネイビーでも良かったかもしれません。店頭では悩みに悩みましたが…。

サイズL(幅400×奥行き277×高さ160mm)300円と、サイズM(幅295×奥行き200×高さ123mm)200円をそれぞれ1点を買って来ました。

補足として100均のセリアでも似たような商品がありましたが、単調な形(穴の数など)だったのでダイソーの方がおすすめだと思いました。

ガンプラのジオラマ格納庫

まずは試しに簡単な方法として「机+シーリングライト」の環境に、両脇から※レフ板で光をあてて撮影してみました。ん〜、まずまずの写り具合でしょうか?

※カラーボードにアルミホイルを貼り付けた簡易的な物。カメラはスマホではなく「デジタル一眼+三脚」のタイマー使用で両手でレフ板を構えている状態です。
部分的な背景となりましたが基地のようなジオラマっぽい雰囲気が出来上がりました!お手軽に製作可能なので是非ともチャレンジしてみて下さい。

バンダイのプラモデル30MMを撮影する

もちろんバンダイのプラモデル30MM(30 MINUTES MISSIONS)にもピッタリなので、メカメカしいイメージには十分に満足できると思いました。

一般的な1/144スケールならば盛り盛りに武装した姿でも大きさ的には余裕がありました。こちらは手を加えている途中なので何とも寂しいフォルムとなっていますが…。

ガンプラを撮影する背景

色々と試し撮りしようと思ったものの、こういう時に限って出来上がっている作品が無かった…。幅的にちょっとした戦闘シーンくらいならば可能かもしれません。

問題点としては複雑に交差する鉄柱が部分的にテカってしまい、場合によっては被写体とのバランスが大きく崩れてしまうと感じました。

ガンプラを撮影する自作ブース

さて、ここからは更に「上手くガンプラを撮影出来る方法」となりますが、かなり手間がかかり難しい内容なのでご了承ください。ん〜、面倒くさいが正解か…。

画像のように中心となる被写体は明るく際立ち、背景となる部分はやや暗くメリハリのある写り具合となっています。明暗や濃淡のバランスが良く撮れた例です。


ガンプラを撮影するレフ板

こちらではダンボール+アルファで作った自作撮影ブースを使用しています。作り方については「かなり古い2016年3月19日」の投稿記事を参考にして下さい。

とは言うものの以前よりも、改良したポイントも多いので補足として紹介したいと思います。まずは両サイドに貼り付けているのは新聞であり、

背景紙によっては光ってしまうのを防ぐために改良しています。長い間、試行錯誤を繰り返していますが、なかなか納得の出来るレベルには達していません…。

ガンプラを撮影する照明ライト

天井部にはダイソーの「PPシート/乳白色」を設置して、光をやわらげる効果と被写体の足元に写る影を軽減する効果があります。

一番重要となるコツは照明ライトの設置位置となっています。自分の場合は1箇所のみとなっていますが、足りない部分は2枚のレフ板で補っています。

ガンプラを撮影する方法

先程の画像のように「ライトを斜め上」に設置した場合はほぼ的確だと感じました。カメラ設定はかなり複雑なので何とも説明し難いかもしれません。

自分の場合は慣れているので、その都度変更している事もあり…。被写体及び背景の明暗によっては露出補正とシャッタースピードなどを毎回変えていると…。

ガンプラを撮影するコツ

こちらは上側では無く「正面側にライト」を向けた状態となります。何とも微妙だと思いますが「カクカクとしたロボット系」には不向きとなっており、

造形によってはこちらが正解にもなるので何とも難解かもしれません。必ず数パターンを試し撮りしながら正解に近い写り具合を探し出すしかありません。

ガンプラを撮影するライティング

次は斜め上では無く「真上に設置」すると肝心な顔が真っ黒に潰れてしまいます。見方によっては影が多くなり渋く見えるかもしれませんね〜。

今回は割と暗めの被写体なので簡単な方かも…。逆に白っぽく明るい被写体及び半々くらいの割合だと今度は「白飛び」してしまう問題が発生しますから…。

この他にもカメラレンズの歪みを直したり、色調を調整したりと数多くの問題点がありますが…。それなりの知識とツールが必要となります。

ガンプラを撮影する床面

こちらからはアルティメットコンテナの加工方法について紹介します!当初は何もせずにL字型に組み合わせるだけと考えていましたが…。

まずは床面から、使用しているのはLサイズ1点となっておりますが、折りたたんだ状態で見てみると上面中心部には中央分離帯のような段差があります。

このままでは真ん中に置けないので何とも…。裏返しにしてみると平らではありますが面白みがないかもしれませんね〜。※緩やかに波立っている

ガンプラを撮影するカタパルト

そこでガンダムではお馴染みの発進シーン「カタパルトデッキ」風に手を加えてみました!作り方としては畳んだ状態の蓋片方を乗せただけとなります。

表に設置すると手前と奥側が出っ張っているので手前のみカットしています。奥側は出っ張りを避けて隙間をあけて置いている状態となります。

どちらにしても表面は意外とぺこぺこしているので安定感が微妙です…。素材的な問題で強度が無いと言った感じです。台座無しでも自立する事は可能です。

ダイソーのアルティメットコンテナ加工

蓋部分の取り外し方は開閉部分外側にドライバーを差し込み、※1の方向に力をかけながら※2の蓋を上にあげる事で取り外しました。

同時に力をかけるのがポイントとなっています。小さな傷となってしまいますが目立たない箇所なので問題はありません。※4箇所を外す

ガンプラを撮影する壁面

次に壁面にはMサイズを1点となっていますが、こちらも普通に置いただけでは何とも味気ないので改造する事にしましたよ〜。とは言うものの、

先ほどと同じような内容となっています。こちらも片面の蓋部分を取り外してから、向きを変えて面積を広げている状態で完成となります。※裏側には黒色の厚紙を貼る

ダイソーのアルティメットコンテナ開閉

開閉するとは言え、角度的に90度しか開かないので※3部分をカットして180度開くように工夫しています。結果的にはMサイズを2個だけで足りたかも…。

色味と妙なテカリ問題の対処法として「グレー系のつや消し」に塗装した方が良いかもしれませんね〜。更に発展させれば立体的な格納庫作りも可能だと思いました。

ダイソーのコンテナボックス

追記となりますが「以前の床面が歪んでいる問題」を解決する為に、新たにアルティメットコンテナSサイズ(250mm×167mm×105mm)を2個購入しました。

こちらの2点を床に使用して壁面にはMサイズ1個のみで背景を作る事になりました。これだけの広さがあればフィギュア及びガンプラでの対決シーンが撮影可能です。