30MM オプションパーツセット5のマルチウィングとマルチブースターをレビューします!何とも使い勝手の良いキットであり、特に組み換え無しのポン付けでも十分にパワーアップ可能なパーツユニットだと思いました。
勿論、カスタマイズの素材としても色々な使い方が期待出来るので、個人的には大当たりの30 MINUTES MISSIONSとなりました。ただし、パーツを盛り過ぎると倒れやすくなってしまうのでさじ加減が重要だと思いました。
発売日 2021年 7月17日 価格/¥660
今回は2セットを購入する事に決めました。後から追加で欲しくなっても直ぐに手に入るとは限らないので…。それにしても一年前と比べると30MMの環境は大きく様変わりしたと感じました。始めた頃は種類がそこまで多くなかった事もあり、
短期間である程度のパーツを揃える事が出来た様な気がしました。近年では数ヶ月経っても再販が無い場合も多々ありますから…。途中から参加するにはもどかしい状況かもしれませんね〜。欲しい商品があっても売っていないとなると…。ラインナップが増えると仕方のない問題かもしれませんが…。
まずは1セットを作り機体に組み込んでみましたが、思ったよりもユニット展開前の状態でもボリュームはあると感じました。パーツの程よい厚みがたまりませんね〜。
取説を確認せずに装着させてしまったのでコンパクトには収まっていないかもしれませんが…。折り畳めると言う要素は実に面白く、更に柔軟な可動域があるので期待が高いキットだと思いました。
こちらの画像はマルチウィングユニットを大きく展開したフォルムとなります!何ともクールな翼が簡単に再現可能なので個人的には重宝するパーツとなりましたよ〜。
下部に位置するマルチブースターユニットは、バーニア等の造形パーツが無いので物足りないかもしれませんが…。前者は上下、後者は前後の可動域(ジョイント)がありました。
こちらは先程のオプションパーツセット5を反転させたフォルムとなりますが、ちょっとした事で見え方に変化があるので遊びごたえがあるプラモデルかもしれませんね〜。
ある意味ではスピナティアの専用バックパックが付属しているので助かりましたが、裏側には差し込みとなる凸が1箇所しかありません。この事からアルトとシエルノヴァには
下部にあるハードポイント×2を横側から差し込みます。工夫次第では縦方向でも装着可能となりますが、規格がバラバラになってしまうのは困ってしまいますね〜。
ヘッドパーツは何とも嬉しい2種類が付属されており、今までには無いデザインだったので新鮮味がありました。額部分が広いので何か拡張要素を追加するにはピッタリだなぁ〜。
何処から見てもガンダムのブレードアンテナに感じてしまうのは気のせいだろうかぁ…。こちらについてはスピナティオにも問題なく装着出来るので実に興味深いパーツかと。
昔からフェイスパーツについては各機体の専用部品だったので換装出来る範囲が広がったのは有り難い!個人的には切ったり貼ったりするのが得意では無いので助かりますね〜。
次に髪型パーツ?も「ツインテール」と「ポニーテール」の2種類が付属されているので、可愛らしいフォムルに仕上げる為には必須になるアイテムかもしれません。
両者共に意外と低い位置に装備するので正面からでは隠れてしまい、あまり目立たない気がしますね〜。しかし、下を向いたりする場合には長さのあるパーツなので
しっかしと見えており、躍動感のあるポージングによっては絶大な効果があると思いました。但し、背面部分にユニット等が密集していると干渉してしまう問題はありますが…。
こちらでは「別キットのパーツ1点だけ」を追加して改めて装着させてみました。ノーマルでは四方八方の線状に広がっていましたが、こちらは光背の形を意識した円形型なので
全体的にはバランスが良く「腰裏から上にマルチウィング」を展開するのがおすすめかと。マルチブースターだけは既存の定位置と変わらないので割と簡単に再現可能だと思います。
それでも裏側の出来栄えとしては厳しいかもしれませんね〜。これでは不自然に感じてしまうので、ボリュームの強弱を考えながら大きな改良が必要だと思いました。
ここから発展させて1つの作品を完成させるにも、今回は作りたいモチーフが既に決まっているので次回に活かせるアイデア候補としてメモする!早くて来月あたりには出番があるかも?
次に小悪魔的なデビル型エグザマクスとして「翼と尻尾」を付けてみましたが、あまりにもありきたりな姿だったので掲載するか迷いましたが…。ちなみにその他の胸部パーツは
種類によって装着可能となりますが、差し込みが中途半端になったり・肩アーマーと干渉して窮屈だったりとスピナティア特有の細身の体形がネックとなっております。
あれこれ閃きはあるものの納得の出来る姿に仕上げるには時間がかかりそうだなぁ〜。取説にもあるようにオプションパーツセット5は手足のジョイントにも対応しているので
一風変わったフォルムを完成させるには向いていると感じました。こちらも次回のプランとして保留中となっております。試したい事が多すぎて何から手を付ければよいのやら…。
さて、こちらからは2セットを使用しての蜘蛛型モンスター「アラクネ」の完成品を紹介いたします!クモとしての再現度は脚は6本・目の数4個・鋭い上顎と何とも微妙な結果と
なっております。既に作られている方々が多かったので別のモチーフ(昆虫)に挑戦したものの、不発に終わってしまったので心残りとなってしまいましたが…。
何とか形を保っている状態なので本体を持ち運ぶ際には神経を使いましたね〜。前後の接続箇所が軟弱なので持ち上げただけでも崩れてしまい毎回の様に微調整が必要となりました。
武器類の追加や攻撃手段など中途半端な仕上がりなので自己採点は60点くらい…。一番最初に取り組んだ本体部分については100点満点に近い高評価だったのになぁ…。
とにかく手直しするのが大変なのでコレで完成と致します!最後の仕上げで背面には巨大なバーニアを装備させたので、宇宙空間仕様となっており流石に地上戦では無理があるかぁ…。
感覚的には急激にパーツの種類が増えたので組み合わせ方に偏りがあり、お気に入りのオリジナルのユニットについてはワンパターン化してしまったので反省すべき点ですかね〜。
横から見るとあまり蜘蛛っぽくはないかもなぁ…。丸みを帯びた形を作るには少々レベルが高かった…。更に立体的に組み合わせるには簡単に箱型が作れるパーツ揃えば…。
違った意味でドレスっぽいシルエットに見えなくも無いが、ここから自立させるには支えとなる台座を使用するにもスペースが見つからないし…。いや、スペースはあるなぁ…。
テーマはアラクネと言うものの腰下の接続が思い通りに出来なかったので結果的にはビークルとなってしまいましたね〜。乗り込ませるにも真っ平らな顔を前方に傾けてから
ようやく座らせる事が出来るので…。機体の方はあえてバックパックとショルダーアーマーを何も付けずに身軽な姿で完成させています。装備させてしまうと情報量が増えて見辛くなるで…。
単体として見ると上に突き出した足が窮屈なので大きく広げてみたいのだがぁ…。左右に平たく広げてしまうと今度はファインダーに収めるのが厳しいのでやきもきするなぁ〜。
前方に設置したバルカン砲は見え映えするものの、装着方法に難があるので薄っすらと見えている紫色の棒がマイナスポイントですかね〜。せめて色味だけでも合わせるべきだった…。
当初は「カマキリ型」を製作する予定だった事もあり、額の部分には3mm穴を開けて2本の触角が付いていました。しかし、途中から断念したので穴埋めには目となるパーツを追加しました。
後頭部にはスタビライザーの役割として細長いパーツを装着、前方に突き出た角は不要だったかもなぁ〜。単なる飾りであり、特別な設定がある訳でもないので…。
組み立て方法は付属されている新規ジョイントパーツ1点(OPS5-3)と、スペースクラフトのSM-D2/12で支柱となる部分が完成します。後は好みのパーツを左右に付けるだけです。
先程、説明した100点満点の評価を出したのは「ベースとなる脚の付け根」の組み合わせ方法です!左右からではなく下側から差し込んでいるので強度があり、更に低い位置で
取り付けているので独特の姿が可能となったポイントでもあります。難点としては4本分しか付けられない事と、前後にパーツを追加するには不向きな事ですかね〜。
関連ブログ記事