今回はペーパークラフトでミニチュアサイズのお菓子箱とガンプラ箱などを自作してみました!完成させるのに時間がかかり地道にコツコツと作業を続けたので、かなり大変でしたがオモ写の小道具としては合格点です。
必要な道具類&材料は一般的ながらも、上手に仕上げる為には「ある特殊なツール」が必要不可欠な事もありまして…。かなり難易度は高めとなりますが、少しでも参考になれば幸いです。
まずは「ガンプラ箱」の作り方をザックリと説明いたします。各面のパッケージ(4面)をスキャナーで取り込み、自作した展開図にそれぞれを合わせて配置する流れとなっております。ちなみに使用している紙は
100均で購入した「はがき用紙:マット紙」となりますが光沢紙の場合、折り曲げる際にインクが剥がれてしまう事も…。表面にリアルな艶を出したい場合には透明なテープで貼ってしまうテクニックもあるようですね〜。
たまたま家にあったのが「はがきサイズ(100×148mm)」だったので特にこだわりはありません。当然かもしれませんがコピー用紙ではあまりにも軟弱ので…。試作品を作るのであれば許容範囲でしたよ〜。
さて、展開図を作る際に使用したのがAdobeのグラフィックデザインソフト「Illustrator/イラストレーター」となっておりますが…。近年ではサブスクリプションのみとなっており価格が高いのか安いのかは?
数年前に趣味として使い始めましたが「そう簡単には使いこなせない」ので覚悟を決めましょう!最初は独学と参考書で頑張りましたが「手っ取り早く覚えるには慣れている人に教えてもらう」事だと思いましたね〜。
次に図面が出来上がったら今度は画像ソフトの「Photoshop/フォトショップ」で各面ごとに画像を合わせて配置する…。こちらもかなり手強い事もあり短期間では扱えないと思っています。初心者には難しいかも…。
とにかく基礎知識だけでは使いこなせないので、何度も練習し「はじめからショートカットキーを覚える」事で作業効率が劇的に上がる!こんな事くらいしかアドバイスは出来ませんが…。
キャラメル式箱なのでリアルな開け閉めは出来ませんが簡単な方法なのでおすすめです。面倒だったのでフラップ部分の線はありませんが画像の様に考えながら切り出しています。※直線はカッター、台形はハサミを使用
折り曲げる時には「定規をあててカッターで弱く線を引く」感じで折り目をつけると綺麗に仕上げる事が出来ますよ〜!当初は裏側から折り目をつけていましたが部分的には難しい事もあり途中から表側からも
浅い切り込みを入れましたが特に問題はないと思いました。ここまで来ると最終段階なのでホッと出来るかもしれませんね〜。しかし、今回は1個だけ作って終わりではないので何とも言い難い作業がまたまだ続く…。
最後に「のり代に木工用ボンド速乾」を塗り、側面の高さに合わせたら…。こちらの部分は初めから同じ高さに合わせればスムーズだったかもなぁ…。意外と乾くのが早かったので手早く済ませましょう〜。
奥まった箇所には長い棒などで圧着しながら押し当てています。作りながら各ポイント毎に記録するのは大変ですね〜。後から追加した画像は妙にホワイトバランスが合っていないので一連の繋がりに違和感がある…。
蓋となる差し込み部分にはのりを塗らなくてもOKでした。後は各面の歪みを指先で整えながら形を再確認したら完成です。程良い強度があるので潰れる心配はなく自己採点としては100点満点と言いたいかもっ!
完成品の大きさについては「縦35×横23×厚み3.5mm」となっており実物との縮小サイズは…。とある入れ物に合わせて作ったつもりが…。今回はコレクターズアイテムとして保管していた旧キットが役立ちましたね〜。
展開図は実物大で製作してから縮小し印刷をしています。各面に画像を貼り付ける時にはクリッピングマスク(Ps)を適用し、全体的に色が薄かったのでコントラストを高く設定、最後はアンシャープマスクで仕上げ。
フィギュアなどに持たせてみると「かなり大きい」と感じるかもしれませんが、そこまでのリアリティーを追求している訳ではないので…。1/100スケールなどの外箱なら実際もバカでかいので違和感はないと思われます?
ハンドパーツは握り手しか無いので持ち方に問題ありとなりましたが…。やはり持たせると言うよりかは「さり気なく置いてある」使い方が正解かもしれませんね〜。こちらではワンパターンしか思い付かないので…。
目標としては積みプラくらいのイメージを感じるくらい、たくさん作る予定でしたが「8個」作って断念…。おおよそ1個あたり完成させるのに約15分くらい時間が掛かってしまうので全く集中力が続かずに諦めました…。
更に簡単&短時間でバリエーションを増やす為に「グラデーションマップ(Ps)」でプレバンっぽい単色カラーのパッケージ仕様を増産しました。ある意味では限定感のある雰囲気がたまりませんね〜。
今更ながらも側面の一部を反転するのを忘れてしまった…。ガンダムの文字が逆になっている(スキャン画像をそのまま)ので目立つかもしれませんね〜。最後の最後まで気が付かなかったので些細な間違いかもなぁ〜。
続きましてペーパークラフトで作るミニチュアのお菓子箱は、何ともお得な「明治プチアソート」をスーパーで購入し利用する事にしましたよ〜!昔ながらのアポロ・チョコベビー・マーブルチョコレートが入っており、
初めて食べるコーヒービートとバナナチョコは新鮮味がありました!各種ミニサイズとなっておりますが、裏側にはちょっとしたクイズを楽しめる仕掛けがありました。先程と同様にスキャナーで取り込んで…。
こちらもわざわざ図形を作りましたが、もともと小さいので「実物大を縮小するだけ」で作れてしまう事に気が付きました…。何とも無駄な作業をしてしまいましたが、のり代などの面が無いので難易度は異なるかも。
材料も同じとなっており、更に小ちゃくなったので組み立てるのが「かなり難しい」かもしれません…。特に切り抜き作業と折り目を付ける作業は全く別物と感じるくらい大変だったなぁ〜。最低限の5種類を作って…。
目印となる線が殆ど見えないので組み立てる際にズレが生じている事もあり、これ以上のミニサイズで作る事は難題だと感じました。ピンセットは使わずに手先だけで完成させる事は可能でした。※蓋が綺麗に閉められない
あまりにも同じ工程が続くので「切り出し+折り目」作業を同時に行っていたら間違ってしまったりと失敗が連続する事態に困惑する…。予備の分も印刷してあったので問題はありませんでしたが何とも疲れましたね〜。
かわいい小物アイテム完成となりましたが、増産するには骨が折れるのでこれ以上は作りません!随分とガタガタになってしまったのでクオリティーとしては低いかもなぁ〜。作れるサイズにも限界がある事を学びました。
ついでに段ボール箱も自作してみましたよ〜!作り方の流れは全く一緒となりますが「材料は画用紙に変更」となっているのでご注意下さい。家にあるダンボール箱ではデカすぎるので小型サイズのヨドバシで製作しました。
かなり単純なので作りやすい部類だと感じました。しかし、何故だか底面だけに隙間が出来てしまい何度も確認するものの間違い箇所は発見出来ず…。置いた時に隠れてしまうので何も気にせずに作業を進める〜。
紙の厚さがやや薄いので歪みやすい欠点ありとなりましたが、逆に綺麗過ぎない完成度の方がリアルに近いと思いました。段ボールならではの物を収納できる要素は色々と使える(遊べる)かもしれませんね〜。
ようやく下準備が終わった感じですかね〜。以前から集めているセリアのミニチュア雑貨と合わせる事で面白い写真が撮れると思っていますが…。最終的には簡単なドールハウスくらいのセット造りを目標に…。
それにしても部屋を作るにはどうしたらよいのか…。床面と壁面だけでも作れれば形になるのだがぁ…。その前に木材でちょっとした棚でも作って合わせてみるのもありかもなぁ〜。色々と夢が膨らみますね〜。
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