岡本太郎記念館は東京青山にあるアトリエで写真撮影が可能でした。

岡本太郎記念館

東京都港区南青山にある「岡本太郎記念館」の魅力的なアート作品とアトリエを拝見して来ました!お洒落とも言える室内では写真撮影が可能(一部立ち入り禁止エリア有り)となっており、数多く展示されている絵画や彫刻作品を

見ては感動しつつ長い間見惚れていました。場所は骨董通りの「南青山六丁目」交差点近く、アクセス面では最寄り駅の「東京メトロ:表参道駅/徒歩で約10分弱」になります。ちなみに岡本太郎記念館での見学は所要時間 約30分くらいでした。

岡本太郎記念館の入場料/割引き

開館時間は10時から18時(入館は17時30)まで、休館日は火曜日、入館料は一般で¥650となっており、建物内では靴を脱ぎ用意されているスリッパに履き替えます。※靴は袋に入れてお持ち運ぶ。

掲載している詳細および画像については数年前に訪れた内容となっており展示されている作品等に違いがありますのでご了承ください。

余談として以前は「ホームページにあるインターネット特別割引券/※有効期限あり」があり、ページを「印刷」し持参することで100円引きとなっておりましたが無くなってしまった模様です。

岡本太郎記念館のグッズとカフェ

入り口左手にはカフェが併設しておりますが、営業時間(11時から19時まで)が多少異なるので要確認。受付のある1階奥には盛り沢山のグッズ販売があり、記念としてお土産を買って帰るには良いかもしれません。※トイレ有り

岡本太郎記念館の2Fを見学する

思ったよりも賑わっていたので、先に階段で上がり2階から見学する事に決めました。建物内は広いとは言えず数人の学生グループと重なっただけでも混雑していると感じたくらいです。

やや薄暗い空間に間接照明で浮かび上がる展示物の演出に心を打たれましたね〜。

岡本太郎記念館にある太陽の塔

早速、目に飛び込んで来たのは黄金の顔の両目がギラリと光る「太陽の塔」でした。今年の春先には実物(大阪府にある万博記念公園)の内部再生工事が終わり、一般公開が始まりました。※以前の情報となります。

太陽の塔の内部/模型

塔の内部を模型とし再現しており疑似体験とは言いませんが、その当時にあった雰囲気をイメージする事は出来ました。写真に収めるのはほどほどにして岡本太郎の世界観を味わってきました。

岡本太郎記念館にある生命の樹

こちらは「生命の樹」単体だけの配置検討模型1/40となっており、小さいながらも精巧な造りに驚きました。あえて人間の姿が無い事には、大きな意味合いが込められており感慨深いと思いました。

岡本太郎記念館の写真

熱量を肌から感じる「真っ赤な壁」には、見覚えのある作品が数多く並んでおりました。決して派手には見えない不思議と魅了される原色使いに言葉が出ませんでしたね〜。

岡本太郎記念館に展示されているマスク

人が身につけるマスクとしてのサイズ感ではなく、かなり思ったよりも大型であり存在感がありました。我が家にもミニチュアフィギュアとなりますが、こちらのマスクを持っております。海洋堂(KAIYODO)で造られた「アートピースコレクション」1回400円ガチャ

岡本太郎記念館にある地底の太陽

更に奥には、もう1つの部屋があり一段と暗い中にボンヤリと照らされて現れる「地底の太陽/原寸原型:中央のマスク部分だけで直径3m」がありました。残念な事に本物は今でも行方不明とのことです…。

東京南青山にある岡本太郎記念館

1階に戻ってみると先ほどよりも静かで空いており、ジックリと拝見できる余裕が出て来ました。岡本太郎記念館の建物は住居兼作業場だった事をすっかりと忘れておりました。

岡本太郎記念館を撮影する

当然の事ですが記念館としてあるので、全く生活感が見られず少し残念な想いもありましたが…。この先にある残りの部屋には、全身から震え上がり胸が急に熱くなる風景が広がっておりました。

岡本太郎記念館のアトリエ風景

現在も尚、時が緩やかに過ぎ去っているかのような「アトリエ」が何とも言えない雰囲気で残っておりました。全く使われずに止まった雰囲気には感じられず、今でも新しい作品が生まれている錯覚になりました。

岡本太郎の作業机

同じような間隔で見て回っていた海外の観光客に、英語で話しかけられた時には困りましたが…。全てを理解する事は出来ませんでしたが「素晴らしい!」と言っているのはハッキリと伝わって来ました。世界各国で尊敬される芸術家だと共感出来た事に感無量です。

岡本太郎の作品

壁際には無数に収納されているキャンバスと、作業台上には筆や刷毛のような道具が見えました。定期的(イベント時)に展示内容は変わっているようです。

岡本太郎記念館の庭園

最後は自然豊かな緑が映える美しき庭園を見学して来ました。可愛らしさとユーモラスに溢れる「犬の植木鉢」と出会いました。古き良き日本らしいと言うよりは、情熱を感じる南国のジャングルに似た景色だと思いました。

岡本太郎記念館の所要時間

シャッターの閉まったガレージ前には、モノクロで表現された実寸大?の岡本太郎氏がいらっしゃいました。ラフなタンクトップ&短パンの若さを感じさせる姿には驚きましたが、それよりも両腕などの筋肉質な体型に関心がありました。
絵を描いたり彫刻を創り上げるには、才能だけでは無く強靭的な精神力や体力が必要だと改めて思い知らされました。掲載している数枚の画像を見て満足するのでは無く、実際に間近で観る事をおすすめいたします。言葉では言い表せない感動が待っていますから!

岡本太郎記念館の彫刻作品

庭には思ったよりも植物が生い茂っており(綺麗に手入れはされている)、こんなところにも作品が隠れている風にも感じたので色々と探す楽しみはありましたね〜。

岡本太郎の作品が凄い

地表だけではなく2階付近も要チェックですかね〜。ベランダにはお馴染みの〇〇も発見しました。どの作品も間近で拝見出来る機会は滅多にないので実に興味深い体験となりました。

岡本太郎記念館の作品/梵鐘(歓喜)

こちらにも所狭しと彫刻作品が並び、刺々しい鐘(梵鐘/歓喜)は鳴らす事が可能であり実際に感触を味わえるエリアとなっておりました。

岡本太郎作/若い太陽の塔

若い太陽の塔にも似ているようなぁ…。メタリックの艶であったりマッドな艶消しだったりと極端な差がたまりません!更に屋外と言う事で、太陽の日差しによって見え方に大きな変化があったのも素晴らしいと感じました。

岡本太郎記念館の詳細について

何度も何度も心の中で凄いと感じながら何とも贅沢な時間を過ごせましたね〜。滞在時間は割と短い方かもしれませんが、美術館とは少々異なる感覚があったので新鮮味があり十分に楽しめると思いました。

渋谷駅にある岡本太郎の明日の神話

さて、岡本太郎記念館から意外と近いと言う事で、渋谷マークシティー連絡通路内にある「明日の神話」も拝見するには良い機会かもしれませんね〜。

相変わらず渋谷駅は複雑に入り込んでいるので探すのが場合によっては大変かも…。構内から辿り着ける自信がなかったので1度駅から出てから最短ルートにて向かいました。

岡本太郎作/こどもの樹場所

こちらの「こどもの樹※場所は旧こどもの城/青山通り沿い」も見応えがあるので忘れずに立ち寄ってみましょう!当時は隅々まで調べていなかった事もあり、別々の日に訪れておりますが数時間程度で全てを見て回る事は可能となっております。