リアル系ロボとの組み合わせが何とも興味をそそる30MM「マルチクロスのオプションパーツセット14」をレビューいたします!セット内容としてはマント型・ポンチョ型・マフラー型が付属されており質感もリアルに再現されておりました。
気になる使い勝手としてはエグザマクスによって「台座で支える必要性がある&対応していない及び工夫が必要」だったりと、楽しめない場合もあったので悩ましいと感じましたが遊び甲斐のあるプラモデルだと思いましたね〜。
発売日 2023年 12月9日 価格/¥1,078
まずは事前にカスタマイズした機体とマント型を組み合わせてみた感想から紹介いたします。画像では問題なく装備させる事が可能となりましたが、想定外にも縦よりも横幅の方が長くなってしまい正面からでは意外とアンバランスとなりました。
斜めからのアングルでは程よいサイズ感だったので見せ方にも工夫が必要となりましたね〜。左右に膨らんでしまった理由としては厚みのあるスカートユニットを付け加えているのでアームユニットも外側に出っ張ってしまい何とも…。
数多くあるオプションパーツセットの中でも特にマルチクロスは独特のジャンルだった事もあり、上手く使い熟すには時間がかかると言わざるを得ませんね〜。大半を覆い隠してしまうので懸命に作り込んでも素体は見えなくなってしまう問題が!
先程のように身に纏う形態から、こちらのように躍動感のある「風に靡く形態も再現可能」だったのでダイナミックな動きには相性抜群だと感じました!補足として裏側は切れてしまうので写真に収める際にはファインダーで良く確認し
程よい位置で微調整をしながら隙間をなくしましょう。マント型は特に汎用性が高いとなっておりましたが、小型のフォレスティエリでは高さが足りないので床についてしまう…。完全に脚が浮いている状態だったので要改善となりました。
付け方については3つのユニットパーツで構成されており、左右については一般的な肩の差し込み方式であり内側には3mm穴が設置されているので武器を隠し持つにはちょうど良いかもなぁ〜。しかし、スペース的にも狭いので大型系は無理…。
真ん中のパーツについては3種類のジョイントパーツが付属されているので、取り付ける機体や位置に応じて選択するとなっております。バックパックの1つ穴&2つ穴専用となっており、上下にオフセット出来るパーツも付属されております。
せっかくなので改造したワンポイントについても説明いたします。本体のベースはガルドノヴァとなっており、ボリュームのある胸部ユニットなので個人的には出番が多いパーツかもしれませんね〜。ワンパターンになってしまうのが欠点か…。
中心部のパーツはレヴェルノヴァであり程よく挟まっているのがアルトの腰裏単品パーツとなっております。※保持力は微妙なので下部側でうまく押し当てております。
サブマリンに付属されているヘッドパーツにブレードアンテナ(オプセ6)を加えてみました!差し込みとして穴を開ける事が必須となっているものの、形状は四角形なので面倒かもしれませんね〜。使用したツールについては
きり 四角刃となっており、最初は普通に回転させながら穴を開けて最後の仕上げとして「回転させずに微妙な動きだけで四角に整える」となります。失敗してもストック分があるので気軽に加工しましたが…。切り口のバリ処理が目立ったいる…。
レッグユニットの前側だけはお気に入りとなりましたが…。足首接続ではない事もあり外側だけ浮いてしまうのが何とも言い難い!更に問題点が続き、カカト部分は
中途半端な仕上がりなので参考にはならないかもしれません…。ある程度の高さが必要だった事もあり、色々と試してみましたが結果的にこのような組み合わせに…。
さて、バンダイの30MM 公式サイトではオプションパーツセット14 マルチクロスの作例(マクシオン軍:スピナティオ・スピナティア・アチェルビー)が掲載されているので、今回は美少女プラモの30MSに対応しているかを検証してみました!
やはり、髪型が大きなネックとなっており「襟足+もみあげが短い」造形でなければ干渉してしまいパターン的にも限られている事が判明いたしました。当然の結果かぁ…。
ポン付けでも問題ないポンチョ型については、どう見てもぶかぶかでオーバーサイズだったの事もあり違和感のある組み合わせかもしれませんね〜。本体下部の前後パーツはボールジョイントなので少しだけ膨らみを抑える事は可能でしたが何とも…。
全体的に重なり具合(前後左右の開き具合)が絶妙となっておりますが、調整の仕方によっては大きな切れ目となってしまい先ほどと同様に見せ方が重要だと思いましたね〜。
上部にある単体のスカーフパーツがゆるゆるに感じるかもしれません…。しかし、現時点での話であり複数の組み合わせパータンを試していないので何とも言い難いとなります!
頭部パーツの大きさによっては違和感がなくなるのかぁ…。30MSのフェイスパーツと交換すれば上部の問題は解決するものの、ロボベースなので美少女感を主張するには…。
ちなみにスカーフパーツは固定しているのではなく微妙な凸凹と重なり安定させているだけなので向きを変えるには無理かもなぁ〜。この状態でも簡単には落ちない引っかかりあり!
大半の本体パーツを支えている方法は画像のある大きな穴と素体、スペース的にも狭い事もあり「一部のボディパーツには襟が付いているので取り外す」事が必要となりました。余談となりますが一度、30MMへと話題は変わり地球連合軍&バイロン軍
の素体では首パーツ軸が短いために装着が難しい(シエルノヴァ)となっております。それ以前に胸板の厚いラビオットでは本体ユニットを通す事も出来なかったので、エグザマクスについてはバイロン軍の方が圧倒的に装備し易いと感じましたね〜。
前後の向きや各パーツの順番は決まっているので、全てを外してしまうと取説を確認しなければならないかもなぁ〜。肩の部分となる緩い曲線は以外と脆いと感じたので前後から大きな力を加えてしまうと簡単に折れてしまうかも。取り扱いには要注意です!
また、袖パーツは別体となっており本体ユニットの内側には収まり切れないので組み込む際にはしっかりと確認しましょう!※位置的に外側になる。※ポリキャップ接続です。
マルチクロスキットの最後となるマフラーパーツについては先程とは別のベースとなっております。やはり、若干の緩さ加減は感じるかもしれませんね〜。しかし、意外な事に腕を上げる動作には対応している(窪みがある)ので計算はされているのかもなぁ〜。
比べてみるとご覧の通り、小さくなっているので収まりは改善されている。組み合わせによってはポンチョ+マフラーでも問題なかったので試してみる価値はありそうですかね〜。
結び目ではないフリーの部分は2種類(ロング&ショート)から選択するとなっております。3mm軸の取り付けなので回転しか出来ませんが意外と強調性のある動きに期待がありましたよ〜。またまた余談となりますが、コトブキヤのMSGには
ドレスアップパーツとなる「クラッシュマント」と「サイドマント」が以前から発売されております。今回、レビューしているマルチクロスのオプションパーツセット14と何となく似ていると言う事で試しにメガミデバイスとフレームアームズガール
に組み込んでみましたが素体のパターンによってはOKでしたよ〜!残念ながら面倒だったので画像はありませんが…。早くも今年の終わりを感じる時期となりましたが、12月18日(月曜日)は第4回 30 MINUTES LABEL合同の新商品発表会です!
追記となりますが、皆様のアイデアを参考に「ギリシャ神話の神様っぽい服装」で組み換えてみましたが思ったよりも手間が掛かるので…。当初はドレス風を考えておりましたが…。腰部で挟み込む訳ですが接続が弱くて何とも言い難い!
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