子供の頃の幼い姿をイメージとして作られたレイとアスカのフィギュアをレビュー致します！感想としては言葉では言い表せない、どんよりとした暗い雰囲気が漂っており、小さくて可愛らしいと言うよりは何とも深い闇の部分を感じる事となりました。
発売日 2010年 9月中旬 価格/￥450
各パーツを組み立てながら明るいイメージと暗いイメージとして対極の2人だと感じましたが、よくよく考えると幼少期では生活感は
異なるものの同じ様な境遇で育っていたのかもしれません。この様な事柄が造形としても最大限に表現されてると思いました。
イラスト集が元になっていると思いますが、物語でも紹介されていた記憶がないので子供の頃から綾波レイは病院との繋がりを思わせる作品となりました。
何かを訴えかけるかの様に遠くを見つめる姿に、不思議と寂しさと切なさを感じる事となりました。
髪型は変わらずのショートボブに飾り気のないワンピース、両手は胸元で指を組みながらの無表情とあまり今の姿と変わらない面影がありました。
物静かでおとなしく無口な性格は昔からで、徐々に多くの人と出会い成長していく姿には感慨深いと思いました。
タイルの地面に質素なサンダルと真横に付属する点滴スタンドとの組み合わせが妙にリアルで臨場感がありました。
スタンドの中心部分には輸液ポンプらしき装置が付き、更に上部には黄色い液体が入ったバックと妙なこだわり感がありました。
背景が暗いせいか、何ともシュールな画像となりました。当初は明るい背景で臨みましたが、久しぶりに撮影した事もあり要領をすっかり忘れてしまったので…。
こちらの方が影が出来ても気にならない点や、被写体がより際立つなどの改善が多く見られるので以後、使用する機会が増えると思います。※現在は別の物も探し中です。
普通に撮影しても面白味がないので2体以上、紹介する時には前後に配置し手前にピントを合わせて奥側はボンヤリとボカす方法を試行錯誤しています。
いくらか奥行きを感じられる様にはなったものの、構図としてはさらなる努力が必要だと感じました。
うろ覚えとなりますがテレビアニメではアスカの場合、暗い過去を感じた母親との関係が描かれていた気がしました。
こちらのフィギュアとしては色合いが華やかで違和感なく作られていると思いましたが、表情には強い孤独を感じる事となりました。
右手には猿のヌイグルミを大事そうに抱きかかえて笑っているようにも見えますが、何処か不安な表情をしており、
ピクニックに出掛けてきて楽しそうに喜んでいるとは感じませんでした。少なからず哀しみに包まれている負のイメージがありました。
かごバッグを片手で持ちリボンの付いたサンダルに大きく育った向日葵の花と、全体的に楽観イメージとは裏腹に複雑な思いが込み上げて来ました。
台座は乳白色と上から新たに被せる地表面の二重構造になっています。後方に穴は開いており、本体を支える透明なステーが付属していました。
見る角度によっては微笑んでいるようにも感じましたが…。どちらも重苦しい雰囲気のフィギュア化は、ある意味ではマニアックであり風変わりだと言わざるを得ません。
造形から感じるのではなく様々なエピソードから影の側面が伝わり、ネガティブに見えてしまったの方が正しい説明かもしれないと思いました。
付属品は接着剤などで固定した方が紛失せずに済むかもしれません。特に2点の葉っぱは簡単にポロッと外れてしまうので無くさないように心がけましょう。
見栄えの支障となるステーも忘れずに組み立てる事！変形してしまう事を防ぐためにも…。
随分と集まって来ましたが女性キャラばっかりとなりました。元々、男性キャラのラインナップが少ない事もありますが発見出来る機会は低いと感じました。
学校の制服姿は意外と売れ残っていましたが、個人的には興味がなかったのでスルーしていました。
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