今回、レビューするワンピースのフィギュアは「高価なP.O.Pシリーズ」と比べても見劣りしない造形が何とも魅力的です!女性キャラが主役となるバンダイの「ガールズセレクション」では、食玩とは思えないクオリティーの高さに驚きを隠せませんでした。
発売日 2016年 2月 価格/1,350
以前から発売されていた「ONE PIECE STYLING」とは値段の高さに大きな違いがあり、大幅な値上げとなる1350円(第一弾の場合※2016年2月)となっていました。流石にお菓子売り場で安易に購入出来る価格では無かったので完全にスルーしていましたが…。
今年になってから組み立て前の状態が安く手に入ったので、ここぞとばかりに思い切って全3種類+αを今更ながら揃える事が出来ました!
いつものスタイリングシリーズかと油断していましたが…。半透明のビニール袋に覆われていたので、直ぐには分からずにいましたが「特殊な台座」で判別する事が出来ました。
全体的に透明感のある肌の質感に単調では無いこだわりを見せるポージング、更に細かな装飾品のリアルさは格段にアップしていると思いました。
前シリーズの造形は万人向けの大人しい印象がありましたが、今シリーズではかなり攻め込んだフィギュアになるのかもしれません!
一番の違いは「表情および顔が似ている」事だと思いました。何となく雰囲気は似ていると感じた事はありましたが、
今回は特にハズレ感のない最高の出来栄えだと思います。髪型の彩色は明るいハイライトと暗い部分があるので立体感は抜群でした。
体型は極端なメリハリを感じる漫画やアニメよりでは無く、何ともリアリティーがある姿なので不思議な感覚がありました。
異名では「泥棒猫ナミ」と呼ばれていましたが、最近では違和感がないくらいに定着したキャラクターだと思いました。
特に衣装が派手と言うよりも着こなし術が絶妙であり、いつの間にか色気のある女性へと変わってしまった点については何とも言えません!
両脚の付け根部分の接合箇所に隙間がありましたが後から押し直す事で改善されました。今回から支えとなるステーは付属していないので
「長い間、普通に飾っておくと部分的に大きく曲がってしまう問題」は解決されているのかもしれません。
初登場時から異彩を放つ存在感がありましたが、最近では無事に?「変顔をするキャタクー達の仲間入り」となって更なる変テコな表情に興味津々となりました。
この他にゆるい竜の絵を見ては「かわいい」と頬を染めている仕草に意外性を感じさせるなど、クールビューティだけではない一面も徐々に明らかとなって来ました。
3体の中でも一番ドキッと心から深く感じたのは「悪魔の子ニコロビン」のフィギュアとなりました。見れば分かる説明不要のスタイル抜群と言う事はさて置き、
切れ長の目で魅せる視線に清らかな美しさと品格漂う雰囲気に圧倒されたからです。
歩きながらふと後ろ斜めに振り向く姿に、まるでランウェイを歩くファッションモデルの様なポージングにフィギュアとしては別レベルの高さを感じました。
大きさは全高約140mm(種類によって異なる)と小さいながらも躍動感があるので、後々から思い返しても買って損をした気分には全然ならないと思いました。
船長のルフィ(※2020年現時点では15億ベリー)は順調に懸賞金の額が上がっていますが、その他の仲間達との差が大きいので何とか活躍の場が増えてほしいところです。
金額=強さではないとの事ですが終盤に向けて急激に上昇する筋書きかもしれません。
ドレスローザ編のヒロインであり「悲しき剣闘士レベッカ」も素晴らしい造形でラインナップにありました。
両手で大きく長剣を振る様には迫力があり、武器としては取り外しが可能なので剣先を天に向けて持たせる事も出来ますが…。※高さ200mm以上と難あり
見世物として闘技場で戦う古代ローマに合わせた設定なので、割と軽装な姿を忠実に再現してある事を知りました。
※全身をガチガチに鎧(防具)で固めてしまうと、なかなか勝負がつかない為などの事だと思います。それで命懸けの戦いとは何とも言い難い…。
攻撃を見事にかわしつつ相手のリングアウトで勝つ戦術は、やはり見聞色の覇気の使い手だったのかもしれません。
新世界からは当たり前となった覇気の力で、ロギア系の能力者は随分と大人しくなったと感じました。昔の三大将の強さは桁違いだと思っていましたから…。
頭部が外れるのでマントも取り外し可能ですが、無くなってしまうと何とも寂しくなってしまうので身に付けている姿が一番だと思います。
何故かレベッカのみ、台座のデザインが数段分高く作られているので並べた時に少々違和感がありました。※強弱の変化があるので見方によっては有りかと。
今までの円形とは全く異なり変則的な多角形なので新鮮味を感じましたが、バランス良く組み合う様には作られていないので困ったものです。
自分の好みで位置決めをして横に並べるのが的確だと思います。※第一弾は華やかなクリアピンクカラーで統一されています。
ワンピースフィギュアの中でも正面ではなく顔の見えない裏側で飾っても見栄えする商品は今までに無かったと感じました。
またまた、集めたくなってきた新シリーズとなりましたが、第三弾で終了の様なので続編には期待出来ない雰囲気が現在も漂っており…。
旧シリーズは飽きずに今でも買い集めていますが、そろそろコレクションの数が増え過ぎて更に保管場所にも困っているので一区切りとなりそうです。
とは言っても、手頃な値段であれば躊躇なく買ってしまうので増える一方だと思いますが…。行きつけのリサイクルショップでは一年に数回程、
大放出する期間があるので運が良ければ掘り出し物の中古品が数多く手に入ります!しかし、時期は不確定なので…。
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