簡単に作れる伝説巨神イデオンのアオシマ製プラモデル!

2018/06/06

その他プラモ 旧キット


数十年前の古いプラモデルを作る場合に問題となる「接着剤」は、使い慣れないと綺麗に仕上げる事が出来ませんね〜。今回、レビューしている「合体巨神イデオン」は、お手軽な接着不要で短時間で完成させる事が可能です。

しかし、彼方此方のパーツが外れてやっぱり必要なのかもしれません。取説には「ゆるいピンなどは針を焼いて軽く押さえて図のようにすると付きやすくなります」とあり、プラスチックを溶かす方法で対処するようです。


主人公のユウキ・コスモが操縦する「ソル・アンバーAメカ」は、キャタピラ付きで悪路走行でもガンガンに進めそうですね〜。車輪が4個あり回転する仕組みになっています。


前面&背面にある大きな青色パーツを取り外し手型部品を付け加えます。武器などを持てるように穴は開いていますが残念ながら付属品は1つもありません。


Bメカの「ソル・バニアー」にはジョーダン・ベスが搭乗します。流石の古いアニメなので、ストーリーが分からず変形時のシーンだけでも確認したい所です。


3体のマシーンが付いてパーツ番号は全部で「64」と少なく、構造的にも簡単になっています。また細かな部品も無く随分と子供向けに作れていると思いますよ〜。


最後はイムホフ・カーシャが操縦する「ソル・コンバーCメカ」になります。アンバランスに飛び出た前輪が気になりますが、あえてこの味わいが好きでたまらないポイントです!


ロボット形態時には脚の一部が伸び変形している感があります!しかし、スプリング(バネ)を使用し凸部分を凹部分に押し当てる役割が微妙すぎる。

更に中ではカラカラとパーツが外れている音がするし…。


両足は全く開脚せず、棒立ちとなる為に安定感はありません。接合部分もかなりグラグラとしているので補強したい点でもあります。※ミリ単位での「ハの字」にはなります。


思ったよりも組み替えパーツは少なく、シンプルなプラモデルとなっていました。※設定上では全長105m、重量5,650t、出力120,000tafとあります。

とりあえず「自由に組み合わせ可能」となっていますが、決まった箇所にしか対応していないので新たな形にするには無理があるかもしれません…。


大きさを示す「スケール」表記はありませんが、高さ約220mmのボリューム感は最高ですよ〜!※完成画像では貼っていませんが普通のデカールシールが付属しています。


前回レビューした「アクロバンチ」と比べると物足りなく、難易度は高い程に面白みが増す要素だと思いますね〜。特に作り終わった後の達成感が格段に違いますから!


パッケージデザインは迫力のある劇画タッチで、もちろんメイドインジャパン表記ありです!

右上にある©️には懐かしさを感じる文字「東京12チャンネル・東急エージェンシー・日本サンライズ」とあります。


箱横に掲載してある商品には「機動合体イデオン¥700」と下段「合体ロボット アトランジャー¥1000 」があります。

現在もリサイクルショップ等で見かける事がごく稀にあるので、手に入れる事は可能だと思いますよ〜。特にプレミア価格などの高値では無かった覚えがあります。

ただし一部の商品に限った話で、とある事情により破格の値段で流れている場合もあるので…。数年前にネットでの購入価格は驚愕の「30円」です!ゼロの付け忘れではありません。