父親が脳梗塞になってから無事に病院を退院したわけですが麻痺はあるものの身体障害者手帳の交付対象とはならないとの事で…。しかし、時は過ぎ約二年後の新しいかかりつけ医の先生から申請は出来るとの事で手続きをいたしましたが「2級」の判定となり身体障害者手帳
取得となりました。今となっては何故に対象外だったのか詳しい理由についてはわかりませんが…。もしかするとタイミング的に早すぎて症状固定にならなかったのかもしれません?
麻痺と言えば個人的な認識として右半身および左半身だと思っておりましたが、身体障害者手帳に書かれているのは「障害名:脳梗塞による両上肢軽度機能障害・両下肢機能障害」となっております。救急隊員および入院した際に看護師から麻痺(後遺症)は左右のどちらにありますかと聞かれてる事が多く、これこれこうだと説明するのが毎回大変で何とも言い難い…
■ 重度心身障害者医療費助成制度
医療費は「ほぼ無料/支払いが不要」となるので大変助かるサービスとなっており月に1回、通院している病院にて診察および薬代は有難い事に0円です。歯医者や病院でのちょっとした検査も無料となりますが 対象外となる費用(差額のベッド代・入院時の食事代・病衣・予防接種など)もあるので気をつけましょう。※有効期限はありますが毎年、新しいものが送られて来る。※各自治体によって制度は異なる模様
ここで気になるのが長い期間、入院した場合はどうなるのか?申し訳ありませんが母親に任せっぱなしなので自分ではよく理解しておりません…。調べてみても何と言い難い結果に…
以前、入院した時には重度心身障害者医療費受給者証を持っておりませんでしたが、ある&なしで比べてみると半額くらいにはなっているので…。例え対象となっていても入院費用はそれでも高いと感じております。理由は先程の食事代や病衣の他に、一番高いのがおむつ代と
なっておりまして…。自宅にいる時には「お腹がゆるい・夜間、起こされると介護する側が辛い ※昔は使っておりませんでしたが数年前から使用頻度が高くなる」事から使用しており、使う時と使わない時があるものの父親が腰を痛めて入院した時には何度もトイレにいけない事から毎日、使っていたので…。
そして約1ヶ月のおむつ代は「5万弱」となっており場合によっては、入院代とほぼ変わらないくらいとなりました…。自分の他にも皆様も高いと感じている書き込みが多く仕方がない事だと割り切っております。いくら医療費がほぼ無料となるとは言え、長期間の入院では思ったよりもお金がかかります。※人それぞれ状況が異なるので安く済む場合もあると思います。
体験談となりますが病院が変わって重度心身障害者医療費受給者証を提示し忘れたり、提示したのにお金が掛かったりと…。※少額。後者については受付にて内訳を尋ねましたが明細書を確認してくださいとの事で何とも…。あまりにも気になったのでダメ元で薬局にて聞いてみると
「おそらく〇〇〇が対象外だから」と言われて、自分もそう言えば対象外の内容を思い出し納得いたしました。どうも「医療費=無料」との思い込みが強くなってしまい勘違いをしてしまいました…。
障害者手帳で受けられるサービスは多くありますが、自分で手続きした内容を紹介いたします。余談として役所にて冊子と言いますかガイドブックをいただき説明をしてもらいましたが事前に調べていても全部を理解するのは難しいと感じました。確か40分くらいかかったかも
サービスによっては直ぐに手続きする事が可能なので前もって色々と知っていた方が効率が良いと思いました。職員の方が丁寧に教えてくれるので何も調べていなくても問題ありません
■ 自動車燃料費助成/ガソリン券
自治体によっては金額や手続きが異なるようですが、こちらでは1ヶ月○○○円×12ヶ月分をまとめて毎年、4月から手続きする事で満額いただけるとなっております。ただし、ガソリンスタンドが指定されているので何処でも使えるわけではありませんが実に助かっております。
※各交付窓口で毎年申請。店舗に表示されている「1リットル当たりの値段」よりも少々高めになってしまいますが気にならない範囲となっておりました。お釣りは出ないのでお店の方がうまく調整し足りない分を現金で支払うとなっております。
補足として福祉タクシー利用料の助成(タクシー券)もありますが「ガソリン券のどちらかしか選べないので選択する」となっておりました。同時に申請する事は出来ません。
■ 自動車税の減免→0円になる
自動車税の減免は必要な物を揃えて自動車税事務所に車で行き手続きをしました。 補足として以前は普通自動車の車検時に自動車税の減免証明書が必要だったので毎年、自動車税事務所宛に封筒を出して送ってもらいましたが近年では車検場にて確認する事が出来るので不要となりました。
最近は軽自動車に乗り換えた事もあり手続きが大きく異なりました。※普通自動車の減免は必要なくなったので電子申請を利用して届出をしました。税金(納税)の扱いが違うので役所にて毎年、手続きが必要となりました。事前に聞きに行った事もあり必要な書類は自宅に送ってもられるようになりました。車検についてはこらからなので保留。
■ NHK放送受信料の減免/半額免除
現在はインターネットでの手続き可能だったので、その当時もおそらくネットから申請したと思われます。※申請はしておりませんが余談としてこの他に公共料金(バス/電車/航空/有料道路など)の割引があります。
障害者手帳はメリットのあるサービスが多いものの交付されても更に色々と手続きがあるので疲れるかもしれません…。基本的に手帳自体の更新はありませんが、該当しなくなった場合は返還(各種手続きが必要)しなければならいので忘れないようにしましょう。
いただいた冊子には一覧にてずらりと項目が並んでおり等級(障害程度別)によっては受けられなかったり一部該当だったりと「とにかく情報量が多く書いてある内容が場合によっては意味がわからない」ので大変かもしれませんが覚えてしまえばいくらか楽にはなりました
