今回はデスクトップアーミー素体の髪の毛を塗装しましたが、大失敗ではないものの妙な質感が加わり大成功とは言えない結果となりました。これだけでは内容的に薄っぺらだったので「バンダイ30MMキット」を使用し、女性が操るかっこいいパワードスーツを作ったので一緒に紹介したいと思います!
まずは髪型パーツを画像の様に分解しました。前髪・後頭部・襟足の3点となっており、最後の1点のみ接着したようにガッチリと固着していたので
マイナスドライバーでこじ開けながら取り外しました。再度、組み込んでみると意外と硬かったので何も補強せずに問題はないと感じました。
塗料は何を使用すれば正解なのか?素材の事を調べてみると、本体は「PVCポリ塩化ビニル」となっており、関節及び装甲パーツは「ABS樹脂」となっている模様?イマイチよく分かりませんでした…。
前者のPVCは「ラッカー系塗料」が良いとあったので、タミヤカラーのラッカー(LP-36ダークゴーストグレイつや消し)を購入し筆塗りで塗ってみましたが…。
試しに裏側から塗ってみると色が乗らずに元の黄色が透けている状態、更に何故か乾いてもツヤツヤにテカっているので何が何だか分からないっ!
途方に暮れていると「ガンダムマーカー/アルコール系塗料」が目に飛び込んで来たので、使ってみるとサクサクと色が乗っていくではありませんか〜。
ビフォーアフターはご覧のようにグレーカラーに仕上がりました。肉眼では分かりませんでしたが、画像を確認してみると塗りムラがあり乾いてから
3回ほど重ね塗りをする事で目立たなくなって来ましたが更なる問題発生!こちらの画像では分かり難いので撮り直してみると気になる箇所がハッキリと写っていました。
それは「ツヤあり」になってしまった事です!確か、ガンダムグレーは半光沢のツヤなしに近い感じだったので髪の毛の質感としては違和感があり過ぎるかも…。
前髪などのギザギザ箇所は程よいハイライトだったので立体感がありましたが、おでこ上や裏側はヘルメットを被っている感じになってしまった!
重ね塗りしたからツヤが増した気がするような…。流石にオススメできる方法ではないので参考程度に…。金髪よりも落ち着いて見えるので良しとする事にしました。
3日ほど経過しましたが「表面のベタつき」は見られませんでした。塗料によっては乾かない及びベタベタになってしまうとの事だったので…。
現時点の状態なので、半年だったり1年後には変化が見られる可能性もあるかもしれません!どうして塗装関連の事は種類が多くあまりにも複雑すぎるのか…。
専用のプラモデルキットではなく、オリジナルのパワーローダーが完成するとは夢にも思いませんでした!約一ヶ月前では殆ど挫折しかけていたので
諦めムードでしたが何とか形になったのは嬉しかったですね〜。各部位ごとに微調整する事がかなり難しかったのでアンバラスンな事もありますが…。
ゴリゴリの重装備にする事は無理だったのでライト仕様で完成させました。場所によっては接続部分が弱く重さに耐えきれない事が大きく関係しています。
どちらにせよ武装しすぎると折角のフォルムが崩れてしまうので、時には軽装備の方が的確で全体のバランスが整うと思うようになりました。
操縦席は完璧なスペースを確保する!両足をつける床に直立した体を包み込むように設置されたパーツ、前面だけはスカスカになってしまいましたがデスクトップアーミー素体にはピッタリサイズです!
全身を装甲で囲ってしまうと乗り込んでいるイメージがなくなってしまうので適度な隙間が必要だと感じました。流石にハンドルやレバー装置を付ける事が出来なかった…。
横から見ても上手い具合に組み合わさっているので改良ポイントは見当たらないと感じる?否、実際には大きな問題があり、
それは「可動域が無い」のでポージングは不可&面白要素不足な事です!目玉となるポイントがあれば少しでも自慢出来る作品だったんですけどね…。
唯一動かせる箇所は肘を曲げるのではなく「回転」させられる事だけなので、何とも力強い姿を紹介する事が出来ませんでしたね〜。
この状態維持もギリギリなので今回は見た目のみ!額に付けているパーツは「シエルノヴァのノーマル胸部加工」となっています。直ぐに取れてしまうので元に戻す…。
巨大なパワーアームとなる拳には爪っぽい部品を装着、腕と肘との接続が余にも軟弱なので大きな武器を持たせる事は出来なかった…。
設定的には古びた旧式に近い部類であり、最新鋭の装備品は無しとする事で何とかまとまっている感じですかね〜。妙にデカイ体系にも結びつくポイントかもしれない!
両腕は左右に可動する仕組みにはなっていますが、肩の一部分とを支えているので動かしてしまうと両肩が垂れ下がり情けない格好になってしまいます…。
更に両足とも支え合っているので片足を動かすだけで同様に崩れてしまう…。とにかく欠陥だらけなのでまともに可動する事は不可能となっています。
背中にバックパックを取り付けるにも裏側は癖のあるパーツだったので手前と奥側をジョイントパーツで繋ぎ補強する手段で何とか対応しました。
ん〜、背中の幅は30MM機体と同じくらいかぁ〜。もしかすると「ある部分が収納」可能ではないかと試してみると思った通りに成功しましたよ〜。
運転席にはアルト素体一部を合体させて「ロイロイ型ガーディアン」の完成です!横幅がギリギリで足先は宙ぶらりんとなってしまいましたが、
程よく挟まっているので落下してしまうポロリはありませんでした。ここからは文字を追加してちょっとした物語形式で紹介してみました。まずは「出逢いから」始まり、
独りぼっちの轟雷は新しい相棒と力を合わせて「戦い」に臨む…。敵キャラにはラビオットを登場させていますが特に意味はなく嫌いな訳でもありませんよ〜。
完成サイズを比べるために並べています。全高はほぼ同じで幅だけは倍近くの差があります。火器を使用するのではなく打撃を主に繰り出すシーンとなっています。
片付ける場面をついでに「別れ」と題して…。ちょっと待てよ、以前作った作品にパーツを付け足せば新たな乗り物が完成するかもしれないと…。
それにしても壊れてしまい瓦礫のように積み重なる相棒を見て、立ち尽くす後ろ姿は何とも切ないなぁ…。オチとなる4コマ目はハッピーエンドにするしかない!
そして最後は感動の「再会」で幕を下ろす…。大急ぎでベースとなる新型を作り上げたので紹介するのは次回へと続きます!尚、ストーリー展開は多分ありません?
こちらも操縦席があり乗り込む形で運転する事が可能ですよ〜。小型化に成功しバリバリの武装タイプ&乗る姿が絶妙なので自信作となっています。乞うご期待〜。