フィギュアを撮影する環境が整ったらまず考えなければいけないのが「どのように表現したいのか?」ですね〜。まずは全体が写るように撮影するのが基本になると思います。カメラの角度によっては「足が長く見える」「表情が違って見えてくる」など重要なポイントになるのでしっかりと調整する必要があります。
1枚目の画像は目線の高さで撮影した「アイレベル」になります。真正面だと傘を持っている動きが上手く表現できないので、被写体(フィギュア)を少し斜めに配置しています。
また、ここは数ミリ単位で左右に微調整をしています。1mm違っただけで顔の表情の見え方が変わるのでファインダーで見て確認しながら決めます。
このカメラングルだと無難に全体が写り、基本の撮影方法になると思います。
バックショットを撮る場合も傘の柄が上手く写りこむように動かしています。ほんの少しの細かな部分に気を配ることも必要だと思います。
いきなりこのブログにワンピースの「ペローナ フィギュア」が登場したかと言うと…。
自分の持っているスターウォーズフィギュアでは棒立ちばかりで撮影方法を紹介するには適していないと思い、代わりになるフィギュアを探していたら…。
箱無し未開封品が100円!クオリティーは素晴らしく、これはコストパフォーマンスに優れているので〜!
第13弾 超ワンピーススタイリング 3D2Y
全5種+1種(食玩:バンダイ)
「モンキーDルフィ」「モンキーDドラゴン」「ペローナ」
「マルコ:シークレット」「シルバーズ・レイリー」
2011年8月発売 メーカー希望小売価格450円
本当に最近のフィギュアの出来は昔に比べると格段に違いがありますね〜。2Dのアニメのキャラクターを3Dに作るなんてどんな技術なんだろう…。
定価数百円でもこのレベル!髪の毛の質感に、服に出来るシワまでも作り込まれている…。写真で紹介するには最高のフィギュアになりましたよ〜!
少し話が外れましたが…。次は高い位置から見下ろす「ハイハングル」になります。これはこれで全く写り方が違いますね〜!
脚がやや短く見え、顔の表情はこちらを見ているように見えます。こちらの方が動きにダイナミックな感じかありますね。同じフィギュアなのにカメラの位置が違うだけで別モノになります。
そして最後は、下から見上げる「ローアングル」です。ん〜、脚は長く見えますが上半身のバランスに問題があるような…。
確か雑誌に「ガンプラを撮影するときはローアングルにすると迫力が出る!」と記事で読んだ記憶があります。これは被写体によっては大きく効果がありそうですね。
以上、高さ(カメラの位置)の違いで写り方が変わることが分かったと思います。適当に配置するのではなく、ここはしっかりと決めるポイントになるトコロです!
これはフィギュアに限ったことではなく、人物写真にも似た事が言えると思います。
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